高校バレー３大大会とは？

高校バレー３大大会とは？

高校バレーには３つの大きな大会があります。

まず１つ目は、夏のインターハイとも呼ばれる「全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会」、２つ目は、秋の国体と呼ばれている「国民体育大会バレーボール競技」、そして３つ目が、春開催ではなくなったものの、春高バレーと呼ばれて親しまれている「全日本バレーボール高等学校選手権大会」です。

これらの３つの大会を合わせて高校バレー３大会と呼んでいます。

すべての大会で見事優勝を果たした学校は、「高校バレーの三冠達成」と呼ばれ、たたえられます。

２０１２年度と２０１３年度に愛知県の星城 高校の男子バレー部が史上初の２年連続三冠を達成しました。

近年では、２０１４年度に大阪府の金蘭会高校の女子バレー部が、また、２０１６年度には東京都の駿台学園の男子バレー部が三冠を達成しています。

全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会

全国高等学校総合体育大会、通称夏のインターハイと呼ばれることが多い大会です。

男女ともに、開催地枠として１校、北海道・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県の８都道府県からは２校ずつ、その他の府県からは１校ずつ、合計５６もの高校が男女ともに出場します。

試合方式としては、４チームごとの１４組に分けられ、予選としてグループ戦を行い、各組の上位３チームの計４２チームでトーナメント戦が行われます。

決勝戦のみ５セットマッチで行われ、その他の試合については３セットマッチで行われることになっています。

国民体育大会バレーボール競技

国民体育大会バレーボール競技は、秋に行われる国体での試合です。

他の大会のように高校のチームで出場する場合と、さまざまな高校から選抜選手を選び、都道府県選抜チームとして出場する場合の２パターンがあります。

男女ともに、開催地枠として１チームと、都道府県大会・ブロック大会を勝ち抜いた２４チームが出場します。

都道府県大会・ブロック大会を勝ち抜いた２３チームの各地方の内訳としては、北海道・東北３チーム・関東４チーム・北信越２チーム・東海２チーム・近畿３チーム・中国２チーム・九州４チームです。

トーナメント方式で全試合が行われ、決勝と準決勝、３位決定戦のみ５セットマッチ、その他の試合については３セットマッチで行われることになっています。

全日本バレーボール高等学校選手権大会

全日本バレーボール高等学校選手権大会は、2010年度から１月開催になりましたが、以前までの「春高バレー」の愛称で親しまれている大会で、高校バレーの甲子園とも呼ばれる花形の大会です。

５日間を通して開催され、１～３日目でそれぞれ１～３回戦、４日目に準決勝、そして５日目の最終日に決勝が行われます。

男女ともに、開催地枠として開催地から１校、北海道・東京都・神奈川県・大阪府の４都道府県が２校ずつ、その他の府県が１校ずつ、の合計５２校が出場します。

トーナメント方式で全試合を行い、決勝・準決勝のみ５セットマッチ、その他の試合は３セットマッチで行われることになっています。国体での試合のように３位決定戦は行われません。

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