バレーボールのポジションと役割を教えて!自分に合うポジションの選び方!
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バレーボールのポジションと、その役割の情報をお探しですか?
ひとつのポジションを見てもウイングスパイカー、アウトサイドヒッター、レフトプレーヤーなどたくさん呼び方がありますよね?実はこれ、広い意味で全部おなじポジションなのです。
この記事はバレーボールのポジションの種類や役割、あなたが向いているポジションを選ぶ方法などを紹介しています。
ぜひ最後までお付き合いくださいね!
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Contents
バレーボールにはどんなポジションがあるの?
バレーボールではどんなポジションがあるの?そしてあなたはどのポジションを選べばいいのでしょう?バレーボールのポジションとその役わりを説明していきます。
レフトのウイングスパイカー
レフトのウイングスパイカーのことを、レフトのアウトサイドヒッターとも呼びます。ポジションは4番か1番です。右利きの選手が有利です。
レフトのウイングスパイカーは、試合の中でいちばん多くスパイクするポジションです。
レフトのウイングスパイカーの役割を紹介します。
- フロントのレフトからスパイクを打つ
- 相手のスパイクをブロックする
- 相手のサーブの時にサーブレシーブする
- バックアタックを中央の後ろから打つ
- 相手のスパイク時、ブロックに入らないときはレシーブにまわる
- サーブを打つ
スパイクを多く打つだけではなく、ブロックやサーブレシーブなどオールマイティなプレーが要求されるポジションです。
ライトのウイングスパイカー
ライトのウイングスパイカーは、ライトサイドヒッターやライトプレーヤーとも呼びます。ポジションは2番か5番です。左利きが有利です。
ライトのウイングスパイカーの役割を紹介します。
- ライトからスパイクを打つ
- ミドルスパイカーとのコンビネーション攻撃をおこなう
- 相手のスパイクをブロックする
- 中央の後ろまたはライトの後ろからバックアタックを打つ
- サーブレシーブに参加する場合もある
- スパイクレシーブをする
- サーブを打つ
どちらかと言えばレシーブを強化する起用が多いですが、マークがレフトのウイングスパイカーよりも少ないので、攻撃の面でポイントゲッターになるポジションです。
また、ライトのウイングスパイカーがブロックする相手はレフトのウイングスパイカーが多いです。
相手のセッターのトスワークにふられて、ミドルブロッカーが遅れてブロックにこられなかったとき、1枚で相手のウイングスパイカーのブロックに行かないといけません。
なるべくワンタッチを取るか、レシーブしやすいように打つコースを限定されるブロックを心がけましょう。
オポジット
オポジットはスーパーエースとも呼びます。女性の場合、ユニバーサルと呼ばれることもあります。
ライトのウイングスパイカーと同じポジションですが、役割の違いで呼び名がこのようにかわります。ポジションはライトのウイングスパイカーと同じ2番か5番です。
オポジットの役割を紹介します。
ライトのウイングスパイカーでは守備も重要な役わりであるのに対して、オポジットは攻撃を主な役割としています。相手のサーブで後衛にいるときでも、レシーブをしないでバックアタックに入れる準備をします。
オポジットの役割を紹介します。
- 前衛のライトからスパイクを打つ
- ミドルスパイカーとのコンビネーション攻撃をする
- 相手のスパイクをブロックする
- 中央のうしろまたはライトのうしろからバックアタックを打つ
- センターやライトからバックアタックをおこないます。
- 相手の攻撃のときバックではレシーブに参加し、攻撃にも移れる準備をする
- サーブを打つ
オポジットは前衛のときはウイングスパイカーと同じ攻撃を行い、バックのポジションにローテーションした時は主にバックアタックで攻撃に参加します。
セッター
セッターのポジションは2番か5番です。
ライトのウイングスパイカーもしくはオポジットの対角に配置されます。
セッターの役割は、試合の中で自分のチームの攻撃を組立て、変化を持たせてスパイカーが打ちやすいトスを上げることです。そのため、チームの司令塔(しれいとう)とよく呼ばれます。
セッターのトスアップによってチームの攻撃のスタイルが決まります。セッターはチームにとって勝敗のカギをにぎる重要なポジションです。
セッターの役割を紹介します。
- オーバーでもアンダーパスでもいつも良いトスを上げる技術
- ネットに近い返球でもジャンプトスでトスアップする
- ライト側のブロックを上手にできること
- 後衛に下がった時でもセッターは重要なレシーバーのひとり
- チームのリズムをくずさない様にいいサーブを確実に入れる
セッターは左利きだとトスを上げる形から2段でスパイクできるため、攻撃の面で有利です。
ミドルブロッカー(センター、ミドルスパイカー)
ポジションは、ふつう3番か6番です。
ミドルブロッカー(センター、ミドルスパテイー)の役割を紹介します。
- 相手の攻撃をブロックする
- 攻撃面では主にクイックを打つ
- コンビネーションで相手のブロックを外す
- サーブを打つ
ミドルブロッカーの大切な役割は、相手の攻撃をブロックすることです。シャットアウトできればいちばん望ましいのですが、相手のスパイカーもテクニックを駆使して攻撃を仕掛けてきます。
ブロックの役割として、相手が打てるコースを少なくしたり、ワンタッチをしてレシーブしやすくしたりします。
攻撃面では主にクイックを打ちます。レフトやライトのウイングスパイカーやバックアタックと絡めて、味方の攻撃の決定率をあげる役割があります。
小学生や中学生、高校生のレベルでは、センターからオープントスを打つこともあります。(センターオープンスパイク)
バックに下がってサーブを打ったあと、ボールデットまでレシーブに参加しますが、サーブ権が相手に移ったときにリベロと交代するパターンが多いです。
リベロ
リベロはバックのポジションでだけプレーできる、レシーブの専門職です。他の選手とは違ったユニフォームを着て、選手交代の許可なしで中の選手と交代できます。
スパイクレシーブのとき(味方のサーブ)に入るリベロを「ディグリベロ」、サーブレシーブのときに入るリベロを「キャッチリベロ」と呼ぶ場合もあります。(チームにリベロが2人いる場合)
リベロの役割を紹介します。
- 自由に交代できるので監督の指示を他の選手に伝えることもできる
- リベロはコート中どこでもレシーブできる
- 他の選手より、広い範囲でレシーブできる必要がある
- だいたいはバックのレフトの守備位置に入る
リベロはバックゾーンから2段トスやバックアタック用のトス、フロントゾーン内ではアンダーハンドパス(※)で、オープントスや、クイックトスを上げる役割もあります。
そのため、フロントゾーン内でのトスアップする場合はアンダーハンドパスで上げます。
サーブレシーブが乱れてセッターに返らないときに、リベロがトスアップをしてスパイカーにつなぐ戦術をとっているチームも多いです。
リベロの制限されるプレーは次とおりです
- リベロが交代できるのは後衛の選手のみ
- サーブは打つことができない
- フロントゾーン内でオーバーパスのトスアップ
- リベロはネットより高いボールをスパイクしてはいけない
レシーバー
レシーバーは、監督の交代の要求によってコート内に入れる選手です。
レシーバーの役割を紹介します。
- レシーブの専門家であり他の選手よりも高いレシーブの技術が必要
- ピンチサーバーとして良いサーブを確実に入れられる技術が必要
どうしてもサーブレシーブを安定させたいローテーションのときに、リベロとレシーバーを並べることでサイドアウトを取りやすくする戦術があります。
どのポジションを選べばいいの?
成長にあわせたポジションの選び方を紹介します。
小学生のポジション
小学生のときはその学年の時の身長と、他の選手との身長の差でポジションが決まることが多くあります。
ローテーションがないため。身長が高い選手はスパイカー、低い選手はレシーバーとして起用されることが多いです。
中学生や高校生のポジション
年齢が上がり中学生や高校生になると身長が伸びる選手と、身長が止まってしまう選手もいます。また、違うチームに入ってもっと大きな選手の中でプレーすることになることもあるでしょう。
成長によってどんなポジションが与えられるか分かりません。
従って小学生や中学生、ときには高校生でもどのポジションでもできるように練習することをおすすめします。
特にスパイク、レシーブ、サーブ、トスなどをしっかりと練習しておき、監督からどのポジションを言い渡されてもできるようにしっかりと練習しましょう。
パスがうまい選手はセッターを!
アンダーパスやオーバーパスが得意な選手はセッターを目指しましょう。
- 手首のやわらかさ
- ボールの下に入り込むスピードが速い
- アンターハンドパスが正確
- 可能であれば強気な選手
こんな選手はセッター向きです。セッターはチームの中で1番ボールタッチが多く、それだけにチームの勝利にも影響を及ぼす大切なポジションです。チームの司令塔と呼ばれる由縁です。
パスに自信があるのなら、ぜひチャレンジしてみてください。きっとやりがいのあるポジションです。
実はポジションは周りが決めてくれる
私がバレーボールを始めたのは中学生です。バレー部に入部したのがきっかけです。1年生は下済みでパスやスパイク、サーブなどを練習していました。
中体連が終わり、3年生が抜けたあと新人戦のポジションを決める時期がきました。運よく私は上背がありスパイクが大好きだったので、そればっかり練習していたためパスが苦手だったのです。
逆にチームメイトで上背はないものの、パスをしっかりと練習してサーブレシーブがめちゃくちゃ得意な白鳥という選手がいました。
チームのポジションを決めるとき、チームメイトから自然的に「スパイカーは鎌田、レシーブは白鳥だよな」こんな声が上がり、セッターも決まりました。
最後は監督が決めるという形になりましたが、得意なこと不得意なことはチームメイトはわかっています。「俺はスパイカーやりたい!」という主張もいいですが、ポジションを決めるときチームメイトと相談して決めるのもひとつの方法だと思います。
ぜひ一度考えてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
バレーボールにはどんなポジションがあるのか、その役割をできるだけ詳しく紹介しました。また自分がどんなボジションが向いているのか、成長や得意なことを中心にまとめてみました。
監督の考えもあるのでかならず自分かやりたいポジションにつけるわけではありませんが、ひとつの参考にしていただけたらうれしいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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