2019年全日本女子バレー代表に選出された中川美柚(なかがわみゆ)選手のプロフィールを調べてみました!
中川選手は2001年1月8日生まれの日本の女子バレーボール選手です。現在はdivision1の久光製薬スプリングスに所属しています。
久光製薬スプリングスに入団したと同時に、全日本代表メンバーにも登録された実力の持ち主です。
そんな中川選手のプロフィールをひも解いていきましょう!
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Contents
中川美柚(なかがわみゆ)選手のプロフィールとは?
- 名前:中川 美柚
- 読み方:なかがわみゆ
- 年齢:19歳(2020年1月現在)
- 生年月日:2001年1月8日
- 出身地:愛知県岡崎市
- ニックネーム:ユズ
- 身長:183cm
- 体重:68kg
- 指高:234cm
- スパイク最高到達点:311cm
- サージャントジャンプ:287cm
中川選手の最大の武器は、身長183cmから繰り出される強烈なスパイクです。バスケットボールのリングをつかめるほどの高い身体能力を持つ選手です。
しかし中川選手の武器はスパイクだけではありません。
じつは安定したサーブレシーブにも定評があり、攻撃力と守備力の両方を兼ね備えた貴重な選手なのです。
「サーブレシーブにも入って、スパイクも打てる。リベロよりも体は大きいけれど、うまさがある。イメージは韓国代表のキム・ヨンギョン」
高校時代に中川選手を指導した相原監督は、こう話して中川選手に期待を寄せていました。
まさに中川選手は、センスと実力を兼ね備えたポテンシャルを秘めた選手なのですね!
中川美柚選手がバレーボールをはじめたきっかりとは?
中川選手がバレーボールを始めたきっかけは、ご両親の影響が大きいでしょう。中川選手のご両親は共に実業団のデンソーでバレーボール選手として活躍されていました。
特にお母さんの美幸さんはデンソーを引退後も、ママさんバレーの選手として活躍していたそうです。
ご両親ともにバレーボールに非常につながりのある家庭で育ち、その影響で小学3年生のときに「上地クラブスポーツ少年団」に入り、バレーボールを始めました。そう考えるとバレーを始めたのも自然の流れですよね。
物心つく頃から夢は「全日本に入りたい」と話していたそうです。
小さいころからバレーボールが身近にある環境で育ったことが、バレーの基礎と努力する習慣を身に付けたのでしょうね。
中学校は地元、そして初めての全国大会出場へ!
中川選手は地元の「岡崎市立南中学校」へ進学。バレーボールの強豪校というわけではなかったのですが、チームメイトと努力を重ね、みごと中学2年生の時に全国大会出場を果たします。
その時のエースとして活躍していたのが、中川美柚選手です。
小学生の時に果たせなかった全国大会出場をきめたのです。それがきっかけとなり、中川選手はJOC(全国都道府県対抗中学バレーボール大会)の愛知県代表に選出されます。
中川美柚選手はJOCでも大活躍!
中川選手はすでに中学時代には180cm近くの身長と、スパイクを打ち分ける技術を持っていて、当時から将来を期待されていました。
その中学生離れしたバレー能力で、中学2年生では優秀選手、中学3年生ではオリンピック有望選手に選出。
さらに飛躍は続きます。
中学校3年生の時にはアジアユース選手権大会(U-17)のメンバーにも選出されて、先発出場して活躍。しかもベストミドルブロッカー賞も受賞。
中学校3年生の時は中川美柚選手にとっての飛躍の年になりました。
中学生の頃からすごい選手だったのですね!
そして高校は名門東九州龍谷へ進学!
中学校卒業後は親元を離れて、九州のバレーボール強豪校である東九州龍谷学園高等学校へ進学。ここで恩師である相原昇監督(当時)と出会います。
東九州龍谷は通称「東龍」と呼ばれ、多くの全日本代表選手を生み出している名門中の名門校。
- 岩坂名奈選手
- 長岡望悠選手
- 鍋谷友理枝選手
全日本代表でもおなじみの選手ですね。
しかし東九州龍谷に中川選手が入部してからの2年間、なかなか全国優勝を勝ち取ることができなかったのです。
春高バレーの成績を見ても、
- 高校1年:2回戦で金蘭会に敗北
- 高校2年:準々決勝で誠英に敗北
まったく結果が出ていませんでした。
そこで中川選手は高校3年生の最後の年、相原監督指導のもとサーブレシーブを強化。猛練習のすえ守備力に磨きをかけたのです。
その結果、中川選手は攻撃力・守備力ともに兼ねそなえた選手に成長。
そして2016年の夏のインターハイでは、4年ぶりに東九州龍谷を悲願の優勝に導いたのです。残念ながら最後の春高では金蘭会に敗れて「準優勝」でしたが、中川選手にとってのは高校3年間は、とても充実した生活だったのではないでしょうか?
まだまだ続く中川美柚選手の活躍!
中川選手はその実力が評価され、高校生のときにU-20(20歳以下の男子並びに女子選手で構成される各国の代表チーム)に選抜されます。
そしてひとつ年上の黒後愛選手らとともに、2018年第19回アジアジュニア女子選手権で優勝に大きく貢献。みごと世界デビューを果たしたのです。
高校卒業後は久光製薬スプリングスへ入団!
高校卒業後は久光製薬スプリングスへ所属。
全日本ジュニアやU-23などさまさせまな代表に選ばれたり、全日本の強化合宿に参加したりと、より攻守ともに磨きをかけ成長していきます。
そして2018年全日本代表のフル代表にも初選出。今ではすっかり日本代表選手として選ばれているので、すごいですよね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
中川美柚選手のプロフィールを紹介しました。調べているうちに、本当に楽しみがある選手が出てきたなぁという印象を持ちました。
すでにセンスと実力を兼ね備え、Vプレミアや国際大会などで経験を積んで、よりプレーに磨きをかけて欲しいですね。
彼女の成長を見守りたいと思います。もっともっと活躍が見たい!
これからも中川選手を応援していきましょう!