バレーボールのルールの用語集!ルール改正に注意!
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バレーボールのルールについての用語をまとめました!
バレーボールのルールは定期的に見直しや、変更になったりするのでチェックしておいてくださいね!
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チーム
チームとは、普段の練習と試合会場のそれぞれにおいて意味が少し異なります。ふだんの練習では、その練習をする集まりや、練習の際だけ組んだメンバーのことなどを指します。
試合会場においては、大会により異なりますが、基本的には最大プレーヤー14人とその試合に関わるスタッフのことを指しています。
小学生、中学生、高校生、大学生、クラブチーム、社会人チームなどいろいろなチームが存在します。
セット
セットとは、バレーボールの試合における勝ち負けの最小単位のことです。基本的には次のどちらかの試合形式で進められます。
- 3セットマッチ
- 5セットマッチ
バレーボールの試合には、セットごとの勝敗を決めて先に2セット先取したチームが勝ちとなる3セットマッチと、先に3セット先取したチームが勝ちとなる5セットマッチがあります。
基本的に1セットは25点制(6人制)であり、先に25点取ったチームがそのセットは勝ちです。
ただし、24対24になった際は、デュースと呼ばれ、どちらかのチームが2点差をつけるまで試合は続けられます。
5セットマッチの場合のみ、5セットまで勝負がもつれ込んだ場合のみ25点制ではなく、15点制になり、15点先取したチームがそのセットでの勝者です。
この際も14対14の時は2点差がつくまで試合は続けられます。セット間の間隔はルールで3分間と定められています。
セット率
セット率とは、決められた計算式で算出される、ある一定の条件下での勝敗を決める割合のことを指しています。
セット率を求める計算式は、「セット率=(勝ったセットの総合計÷負けたセットの総合計)×100」で求められます。
リーグ戦形式での試合の場合に、勝敗数が同じチームがあり、リーグ内の順位を決められないときに用いられます。
このようにセット率で勝敗が決まる大会もあれば、得点率で勝敗が決まる大会もあり、大会によって異なります。毎回の大会ごとに確認する必要があります。
3セットマッチ
3セットマッチは、セットごとの勝敗を決めるためにたたかい、2セット先取したチームがその試合の勝者です。
1セットは25点制であり、25点先取したチームがそのセットを取ります。24対24になった時は、点数に2点差がつくまで試合は続けられます。
5セットマッチ
5セットマッチは、セットごとの勝敗を決めるためにたたかい、3セット先取したチームがその試合の勝者です。
1~4セット目は25点制で行われ、25点先取したチームがそのセットを取ります。
24対24になった時は、点数に2点差がつくまで試合は続けられ、5セット目のみ15点制となり、15点先取したチームがその試合の勝者です。
14対14になった時は、25点制の場合と同じで2点差がつくまで試合は続けられます。
ラリーポイント制
ラリーポイント制とは、サーブ権を所有しているかどうかに関わらず、反則やポイントを取った時にそのチームが得点することが
できる制度のことです。
1999年にFIVBのルール改正があってから現在にいたるまでは、このラリーポイント制が採用されていました。
しかし1999年以前は、たとえラリーを続けてポイントを取ったとしても、サーブ権を持っているチームでなければ得点することができないといったサイドアウト制が採用されていた時期もありました。
サイドアウト制は実力が伯仲したチームのたたかいだと、サーブ権が移るのを繰り返してなかなか得点につながらないということも多く、特にテレビ中継が入る国際試合では放送時間内に試合が終わらないという問題も抱えていました。
そんな背景もあり、ラリーポイント制が導入されて今に至っています。
フォーメーション
守備や攻撃の際のプレーヤーの動き方や並び方のことを「フォーメーション」といいます。サーブ権が自分のチームにきた際に時計回りに1つずつポジションを動く「ローテーション」とは異なるものです。
試合に勝つための戦術として、各自のポジションに動いて守備や攻撃の効率をよくするために行います。相手チームや自分のチームがサーブを打った後は前衛・後衛の関係なくコート中で動いても大丈夫です。
しかし、サーブを打つ前に後衛が前衛より前に出ていた場合や、後衛がアタックラインよりも前でジャンプした場合は反則になってしまうので注意が必要です。
各チームで決められたフォーメーションを試合でスムーズに行うために日頃から練習を重ねることが重要です。
ローテーション
自分のチームにサーブ権がきたとき、(サイドアウト)に時計回りに1つずつポジションを動くことを「ローテーション」といいます。
ローテーションをした時にバックライトのポジションのプレーヤーがサーブを打ちます。
連続で自分のチームが得点した際はローテーションは動かず、同じプレーヤーがサーブを打ちます。
サーブカットやサーブの時に正しいポジションについていないと、アウト・オブ・ポジションの反則になってしまうので注意が必要です。
競技者の交代
ベンチにいるプレーヤーとコート内にいるプレーヤーが試合中に交代することを「競技者の交代」といいます。
また、サブスティテューションともいいます。1セットにつき、6回まで行うことができます。
スターティングメンバ―は、自分と交代したプレーヤーとのみ1度だけ交代することが認められ、コート内に戻ることができます。
競技者の交代はサブスティテューション・ゾーンで行われます。
勝ち点制
リーグ戦でたたかう大会でセットスコアにより勝ち点を与える方式を「勝ち点制」といいます。基本的に勝者に一番多い点が与えられ、次点に引き分けの場合に点数が与えられます。
大会によっては敗者にも点数が与えられ、付与された点数の合計で最終的な勝敗を決定します。
サブスティテューション
ベンチにいるプレーヤーとコート内にいるプレーヤーが試合中に交代することを「サブスティテューション」といいます。またこれを「競技者の交代」といいます。
サブスティテューションはサブスティテューション・ゾーンでのみ許可されています。1セットにつき6回までまで行うことができます。
スターティングメンバ―は、自分と交代したプレーヤーとのみ、1度だけ再度交代することが認められ、コート内に戻ることができます。
しかしこの際も交代回数1回にカウントされます。
クイック・サブスティテューション
交代するプレーヤーがサブスティテューション・ゾーンに入ることで、選手の交代の要求をしたとみなす競技者交代システムのことを「クイック・サブスティテューション」といいます。
従来の監督、またはゲームキャプテンが行うとされていたハンドシグナルが省略されました。このように選手の交代をスピーディーに行うために導入されたルールです。
交代の競技者がサブスティテューション・ゾーンに入ったら、副審がハンドシグナルをして笛を吹き、主審もハンドシグナルをして競技者の交代とみなします。
得点率
得点率とは得点の総合計と失点の総合計で計算する統計数字のことです。以下の計算式で計算されます。
「得点率 = 得点の総合計 ÷ 失点の総合計」
基本的には勝敗数で順位が決められますが、勝敗数で順位が決定しなかった場合に2番目以降の比較項目として用いられます。

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