バレーボールの用具とは?種類や名称、意味について解説します!
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バレーボールの用具って何があるのでしょう?
ボールからコートに関する用具一式、審判が使用するホイッスルなど、いろいろとあります。
この記事は、聞き流してしまいそうなバレーボールの用語について紹介しています。ぜひ最後までお付き合いくださいね!
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バレーボール(ボール)
ボールは球状で皮革または合成皮革でおおわれていて、色は均一で明るい色または複数色の組み合わせのものがあります。。
使う人の年齢や性別に応じて「5号球」「4号球」「軽量4号球」にわかれています。
【5号球】一般・大学・高校の男女バレーで使用
直径 20cm
円周 65cm~67cm
重量 260~280g
【4号球】中学生男女・家庭婦人用(ママさんバレー用)
直径 20cm
円周 62cm~64cm
重量 240~260g
【軽量4号球】小学生バレーで使用
直径 20cm
円周 62cm~64cm
重量 200~220g
バレーボールの試合球とは?
試合球とは、公式試合で使われるボールのことです。公認球とも呼ばれます。
日本バレーボールリーグ機構や、国際バレーボール連盟などの大会主催者が定めた、そのときの公式の大会で使用することを決められたボールです。
バレーボールに、JVA(日本バレーボールリーグ機構)やFIVB(国際バレーボール連盟)のマークが入っているボールは 協会が公認したボールであると言えます。
その大会によってミカサかモルテンか、どちらかが使用されます。
バレーボールのネット
ネットとは、自分のチームと相手のチームのコートの中心にあり、2本のポールに張られているメッシュ状のもののことです。
サイズは決まっており、幅は1m、長さは9.5~10.0m、そしてメッシュは10cm四方です。ネットの高さは小学生や中学生、高校生などプレーする年代によって、また男女でそれぞれ定められています。
年代別・男女別のネットの高さは以下の通りです。
【6人制バレーボール】
小学生男子:2m
小学生女子:2m
中学生男子:2m30cm
中学生女子:2m15cm
高校生男子:2m40cm(地方大会)
高校生男子:2m43cm(公式大会:ブロック大会や全国大会)
高校生女子:2m20cm
一般男子:2m43cm
一般女子:2m24cm
【9人制バレーボール】
一般男子: 238cm
一般女子: 215cm
バレーボールの支柱(ポール)
支柱(ポール)とは、ネットを張るための柱のことで、サイドラインから1mのところに左右1本ずつ、立ててネットを張ります。
試合中にぶつかると、大きなけがにつながってしまうこともあるので、それを防ぐために周囲をやわらかい保護材で覆います。
国際大会などでは広告塔の役割になることもあり、企業名などの小さな広告が貼られていたり、印刷されていたりすることもあります。
支柱(ポール)を立てる注意点として、
- 支柱(ポール)は重くて長いため、運ぶ際は周囲にきちんと気を配る
- 保護材が簡単に取れてしまわないように強く締めて取り付る
この点に気を付けて設置しましょう。
アンテナ
アンテナとは、ネットのサイド・バンドの外側に接したところのネットに取り付けられている、赤と白のゼブラ状に塗り分けられた細いポールのことです。
上部80cmの範囲が赤白のゼブラ状に塗られており、それぞれの色は10cmごとに塗り分けられています。グラスファイバー製で作られており、長さは1.8mで直径1cmと定められています。
マーカー
アンテナと同じものです。アンテナをサイドライン上から見たときにサイドマーカー、あるいはマーカーと呼ぶこともあります。
マーカー(アンテナ)は、ネットの両端にサイドラインに合わせて、コートに対して垂直に取り付けます。
取り付ける時は、ネットにボールが当たった衝撃などで外れてしまわないように下部のねじをしっかりと締めることに注意をはらう必要があります。
サイド・バンド
サイド・バンドとは、白色のバンドであり、ネットの左右両端に1つずつ設置します。取り付ける位置はサイド・ラインの真上で、サイド・バンドの外側に隣接してアンテナが設置されます。
試合の時は必ず取り付けられますが、練習中はアンテナがついておけばサイドラインの確認ができるので、取り付けずに練習することもあります。
ナンバー・パドル
ナンバー・パドルとは、サブスティテューション(選手の交代)の時に交代するプレーヤーが持つ数字が印刷されている柄のついた板のことです。
コートからでる選手の背番号がかかれたナンバー・パドルを用います。使用する際は審判や副審にきちんと見えるようにしっかりと上にあげましょう。
ホイッスル(短管・長管)
バレーボールの審判が使用するホイッスルは、長管と短管の2種類があります。長管は棒笛、また、短管は太鼓笛とも呼ばれることがあります。
コルクが入っていて比較的高い音が出るのが短管で、口先が曲がっていて比較的低い音が出るという笛が長管です。
普段は短管を使用しますが、2面以上のコートでそれぞれ試合をする場合は、短管と長管で使い分け、選手がどちらのコートの笛か混乱することを防ぎます。
混乱を防ぐため、主審と副審は同じ種類の笛を使用します。

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