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バレーボール(6人制)のコートに関する用語を解説!大きさやサイズは?

 2018/11/01 コート
この記事は約 6 分で読めます。 28,969 Views

バレーボールのコートに関する用語を、図解入りでまとめてみました!大きさやサイズ、ラインの名前などわかりやすく紹介しています。ぜひご覧ください!

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コート

バレーボールの試合が行われる場所で、大きさやラインなどを定められているものをコートといいます。横9m、縦18mの長方形で材質は木製または弾性床材でできています。ちょうど真ん中のセンターライン上にネットを張ります。

センターラインから3mのところにアタックライン、アタックラインから6mのところにエンドラインがあり、各ラインの太さは5cmと定められています。

 

コート外にはなりますが、バレーボールの試合が行われる体育館等の施設には、エンドラインから3m以上のフリースペースと呼ばれるスペースは必ず確保しなければなりません。

また、コートを設置する施設の条件として、コートから天井までの高さは7m以上が必要です。

 

エンドライン

バレーボールの長方形のコートの短辺方向の2つのラインをエンドラインといいます。長さは各9mであり、ラインの太さは5cmと定められています。

相手チームからの攻撃はボールがエンドラインに少しでもかかっていればインの判定です。

 

サイドライン

バレーボールの長方形のコートの長辺方向の2つのラインをサイドラインといいます。長さは各18mであり、ラインの太さは5cmと定められています。

判定の方法はボールがサイドラインに少しでもかかっていればインの判定です。選手の交代はサイドライン上で行われます。

 

センターライン

バレーボールのコートのちょうど真ん中に、サイドラインに対して垂直にひかれているラインをセンターラインといいます。ネットの真下に位置しており、太さ5cmの白線と定められています。

センターラインを踏み越して相手チームのコートに入ってしまうと、ペネトレーション・フォールトという反則です。

 

アタックライン

バレーボールのコートのセンターラインから3m離れたところにあるラインをアタックラインといいます。長さは9mであり、ラインの太さは5cmと定められています。

アタックラインはセンターラインと平行にひかれます。後衛の選手はアタックラインより前でジャンプすると反則となってしまいますので注意しましょう。

 

サービスゾーン

エンドライン後方および、サイドラインの延長戦で囲まれたエリアのことをサービスゾーンといいます。サーバーはサービスゾーン内でサーブを打たなければなりません。

このエリア外からサーブを打つとフォールトになるので注意しましょう。

 

ウォームアップエリア

コート内にいないプレーヤーが待機するエリアのことをウォームアップエリアといいます。ウォームアップエリアは3m×3mの大きさとすると定められています。

ベンチいりしているプレーヤーはベンチで座っているか、ウォームアップエリアで立って動いているかのどちらかで待機しなければなりません。

 

フリーゾーン

コートの外側のエリアのことをフリーゾーンといいます。エンドラインから最低6.5m以上の広さ、またサイドラインから最低5mの高さをフリースペースとしてスペースを必ず確保しなければなりません。

フリーゾーンの中にはネットや支柱、審判台などいっさいの障がい害物の設置は認められていません。

 

フリーゾーンのさらに外のエリアでは、ボールが空中にある限り触ることが認められており、ボールが壁などに当たっていない場合はプレーを続けることができます。

 

また、よくあるプレーとして6人制で相手のサーブやスパイクをレシーブしたときに返球が大きすぎてネットをこえ相手のフリーゾーンへボールが飛んでいく時があります。

このとき味方のセッターや選手などがネットを通り越してボールを追いかけ、アンテナの外側から味方のコートへ返球してプレーが続く時がありますよね。

これは取り戻しといって、この条件を満たせば3回目のブレーを認めているからです。

 

スカウティングエリア

試合のデータを記録する人の席を置いておるスペースをスカウティングエリアといいます。コート外の近くに設置されており、チームに所属しているアナリストなどが着席することになっています。

パソコンに試合中のデータを入力し、そのデータを「データバレー」という分析ソフトで解析しています。そしてそのデータを活用して作戦をたてています。

 

タラフレックスコート

よくある学校の体育館のような木製ではなく、弾性床材を使用したコートのことをタラフレックスコートといいます。

フロントゾーンおよびバックゾーンは鮮やかなオレンジ色、そしてフリーゾーンは緑色と色分けされており、一目でコートの内側と外側が分かるようになっています。

 

スロット

ネットに平行な水平座標軸を設定し、コートを1mごとに9分割して数字や記号を用いて呼ぶコート上の空間位置のことをスロットといいます。

主にアタッカーがボール・ヒットする位置を呼ぶときや、セッターがトスをあげる際などに用いられます。どのように数字や記号を当てはめるかはいくつか方法があり、すべてにおいて呼び方が同じというわけではありません。

 

バックゾーン

コート内のアタックラインとサイドライン、エンドラインに囲まれた範囲のことをバックゾーンといいます。

アタックラインからエンドラインまでの長さは6m、サイドラインから反対側のサイドラインまでの長さは9mです。

 

フロントゾーン

コート内のセンターラインとサイドライン、アタックラインに囲まれた範囲のことをフロントゾーンといいます。

後衛のプレーヤー3人はフロントゾーン内でブロックやバックアタックも含めて、ジャンプをしてネット上部よりも高い位置にあるボールに触れることは禁止されています。

またリベロプレーヤーはフロントゾーン内でのオーバーハンドトスやジャンプをしてブロックを行うことを禁止されています。

 

 

鎌田 聡
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鎌田 聡

鎌田 聡

スポ少指導歴18年、スポーツ推進委員歴10年の経験を活かし、主にバレーボール関連のスポーツライターに。自身もバレーボール歴34年の経験を持ち、バレーボール全般に関する悩みを解消し、健康で豊かな人生を送るための情報を発信します。

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