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樋口裕希(ひぐちゆうき)選手とは?男子バレー界の大谷翔平!?

 2019/07/26 選手
この記事は約 6 分で読めます。 5,458 Views

2019年度全日本男子バレー代表入りした樋口 裕希(ひぐちゆうき)選手について調べてみました。

樋口裕希(ひぐちゆうき)選手は、1996年4月27日生まれの日本の男子バレーボール選手です。現在は、V・LEAGUE Division1の堺ブレイザーズに所属しています。

特にブロックを得意としており、判断や位置取り、フォームとすべてが秀逸と名高いです。

 

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樋口 裕希選手のプロフィールとは?

  • 名前:樋口裕希
  • 読み方:ひぐちゆうき
  • 年齢:23歳(2019年7月現在)
  • 生年月日:1996年4月27日
  • 出身地:群馬県
  • ニックネーム:
  • 身長:191cm
  • 体重:78kg
  • 指高:248cm
  • スパイク最高到達点:343cm
  • ブロック最高到達点:
  • サージャントジヤンプ:70cm

 

『ミドルとサイドの二刀流』

樋口裕希選手がどんな選手かと聞かれたら、おそらくこう答えるでしょう。

これまでの男子バレー界において、二刀流と呼ばれた選手がいた記憶はありません。まさに男子バレー界の大谷翔平と言っても過言ではないでしょう。

 

樋口裕希選手の現在のポジションはアウトサイドヒッター。

それでは「二刀流」と呼ばれた樋口裕希選手のルーツに迫りたいと思います。

 

樋口裕希選手がバレーボールを始めたきっかけとは?

樋口裕希選手は、群馬県出身です。現在の活躍ぶりをみると小さいころからバレーボールに触れてきたのではと思いますよね?

しかし、予想をくつがえしてバレーボールを始めたのは、なんと中学校に入学してから!他のバレーボール選手と比較すると、割とゆっくりしたスタートをきっています。

小さいころから体を動かすことが得意だったようで、小学校の頃はドッジボールの全国大会への出場経験もあります。

 

文武両道だった樋口裕希選手!

樋口裕希選手の幼少時代、いまのプレースタイルから考えるとバレーボール漬けだったのかと思いきや、しっかりと勉強でも成績を残していたそうです。

その証拠として高校は、バレーボール強豪校へ進学はせず、群馬県内でも屈指の進学校である高崎高校へ進学

 

「勉強は嫌いではないと話しているとおり、さまざまな方面に努力することのできる方だと分かりますね!

進学校ならではの多くの課題に追われながら、全国大会出場を目指して日々バレーボールにも力を注いでいました。

バレーボール強豪校と比べると、練習の時間も必然的に少なくなり、高校時代には全国大会での上位入賞を果たすことはできませんでした。

 

のちに全日本代表に選ばれるほどの選手となると、バレーボール漬けの人生を歩んでいる選手も多いと思います、

そんな中で樋口裕希選手はしっかりと、バレーボールと勉強の両立を果たしたのです。まさに文武両道、本当に素晴らしい選手ですね!

 

樋口裕希選手が筑波大学で開花したバレーボールの才能

そんな樋口裕希選手ですが、卒業後は筑波大学に進学しました。

進学した筑波大学で、その後のバレーボール人生を大きく変えたと言っても過言ではない転機を迎えます。

 

勝つためのバレーボールに目覚めた大学時代!

高校時代は強豪校でないこともあってか、専門用語やポジションについての知識も少なく、またデータをとって解析することもなかったそうです。

筑波大学でバレーボールをするようになってからは、データとしてはっきり分かることに面白みを感じたようで、めきめきと力をつけていきます。

 

試行錯誤の結果生まれた「二刀流」

そして、さまざまなポジションに挑戦することも、そのひとつであり、そんな理由から、生まれたのが『ミドルとサイドの二刀流』です。

樋口裕希選手は筑波大学時代に、こんな言葉を残しています。

 

「去年まではどちらかに絞ったほうがいいかな、と思っていました。
でも今年は、やるなら両方やろう、と。1つはチーム事情もありますが、
そのほうが自分の可能性も広がるのかな、と思ったので、ミドルとサイド、両方やろうと決めました」

 

勉強することに苦手意識をもっていなかった樋口裕希選手だからこそ、吸収力の高さを発揮したのだと思います。

研究や分析を自分で行うだけでなく、その結果わかったことを周囲にも発信して共有していたようで、とても頼りになる選手であることがわかります。

 

大学時代の樋口裕希選手の印象とは?

私がはじめて樋口裕希選手のプレーを見たのは、大学4年生のリーグ戦の時です。他にひいきのチームがあったのですが、そこと対戦した時のこと。

まさに筑波大学の中心選手であった樋口裕希選手。当時はミドルブロッカーのポジションに入っていました。

 

クイックよし、オープントスよし、ここぞという場面では、かならず決めてくる選手でした。ふつうミドルの選手はオープントスを打つことはほとんどないのですが、なぜか樋口裕希選手はオープンスパイクも打つ。

これはミドルとアウトサイドヒッターの二刀流からくるプレーだったのですね。

 

しかもバックに回ってもリベロと代らない。レシーブも一級品の本当に器用な選手だなあという印象でした。

まさにライバルチームからすると、「嫌な選手」です。(笑)樋口裕希選手が全日本入りするのも納得ですね。

 

樋口裕希選手の動画を紹介!

樋口裕希選手の動画を紹介します。

これはU23日本代表として、第2回アジアU 23男子選手権大会にウィングスパイカーとして出場したときの樋口裕希選手です。

 

全日本代表で活躍する樋口裕希選手が見たいですね!

 

樋口裕希選手の日本代表の選出歴は?

樋口裕希選手の日本代表の選出歴を紹介します。

2015年:世界ジュニア大会
2016年:アジアカップ
2017年:アジア競技大会、世界Uー23バレーボール選手権大会

 

2019年のバレーボールワールドカップでも代表に選出されています。樋口裕希選手の活躍に期待しましょう!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

樋口裕希選手のプロフィールを紹介しました。

樋口裕希選手はオールラウンダーであり、苦手とするプレーがない印象です。決して派手さはないかもしれません。

しかし、その場で瞬時に行う相手との駆け引きや、異なるポジションへの対応などこれまでにいないタイプの選手。すべてのプレーに迷いがなく、クレバーなところも魅力です。

これからも樋口裕希選手を応援していきましょう!

 

 

鎌田 聡
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鎌田 聡

鎌田 聡

スポ少指導歴18年、スポーツ推進委員歴10年の経験を活かし、主にバレーボール関連のスポーツライターに。自身もバレーボール歴34年の経験を持ち、バレーボール全般に関する悩みを解消し、健康で豊かな人生を送るための情報を発信します。

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