インターハイ(全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会)とは?
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夏になると「インターハイ」とよく聞きますよね。高校生の全国大会です。バレーボール競技について詳しく調べましたのでぜひご覧ください!
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Contents
インターハイとは
全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会のことをインターハイといいます。
毎年8月に開かれており、バレーボール以外の種目も全国高等学校総合体育大会のことをインターハイと呼んでいます。
夏に開催されることから、「夏のインターハイ」として部活動をする高校生の目指す大きな大会のひとつです。
「夏のインターハイ」バレーボール競技大会について
通称でよく使われる「高校総体」の正式名称は「全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会」です。大会名が長いので、「夏のインターハイ」と呼ばれて親しまれています。
男女ともに開催地枠として1校、北海道・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県の8都道府県からは2校ずつ、その他の府県からは1校ずつ、合計56もの高校が男女ともに出場します。
試合方式としては、4チームごとの14組に分けられ、予選としてグループ戦を行い、各組の上位3チームの計42チームでトーナメント戦が行われます。
決勝戦のみ5セットマッチで行われ、その他の試合については3セットマッチで行われることになっています。
インターハイの歴史(高校バレー)
インターハイ、バレーボール競技の歴史について調べてみました。
インターハイは全国の全日制高校生のスポーツの祭典
1963年に全国高等学校体育連盟が、競技ごとに開催していた大会をまとめてこの大会を誕生させました。
当時は大会の前半を陸上競技を中心に、後半は水泳競技が行われていましたが、1970年にサッカーや柔道もバレー、バスケなどの種目が統合され、現在にいたっています。
開催地についても当初は各都道府県の持ち回りで行っていましたが、2004年以降は地域開催に移行して近隣の2県、あるいは3県で行われるようになりました。
施設の整っている都道府県の単独開催の場合であっても、一部競技を近隣の県で実施するようになっています。
バレーボール競技は1963年から正式種目
実はバレーボール競技歴史は古く、1948年から全国高等学校バレーボール選手権大会で行われていました。なんと驚きなのが、当時は9人制で開催されていたのです。
転機は1964年、東京オリンピックでバレーボールが正式に種目に加えられることが決定したことです。
オリンピックの正式種目決定ということで、バレーボール競技も1963年からインターハイの種目のひとつとして開催することにななったのです。
高校バレー3大大会
その後「全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会」は、夏のインターハイという愛称で親しまれ、高校のバレーボール部の選手たちが目指す大会の1つとしての地位を築きあげていきました。
そして、春高バレーの名で親しまれている「全国高等学校バレーボール選抜優勝大会」、秋の国体と呼ばれている「国民体育大会バレーボール競技」の3つの大会を合わせて、高校バレー3大大会と呼ばれるようになったのです。
全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)が1月開催に!
しかし大学や実業団でバレーボールを続ける生徒たちは、夏または秋以降、出場できる大会がないため、ブランクが生じてしまうことが問題となりました。
全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(夏のインターハイ)あるいは国民体育大会バレーボール競技(秋の国体)を引退試合として、多くの高校の3年生が引退せざるをえなかったからです。
そこで解決案として、冬に大会を開催するべく、3月の全国高等学校バレーボール選抜優勝大会を廃止し、1月に「全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)」を開催する運びになりました。
そして現在では、高校3大大会は、
- 夏のインターハイ(全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会)
- 秋の国体(国民体育大会バレーボール競技)
- 春高バレー(全日本バレーボール高等学校選手権大会)
この3つのことを指しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?高校生の夏の祭典、「インターハイ」について調べてみました。高校総体とも呼ばれ、本当に長い歴史がある大会なのですね。
そしてバレーボール競技についても、高校三大大会とも呼ばれ、高校ナンバーワンを決める大会にもなっています。
ぜひ高校生の熱い戦いに注目してくださいね!

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