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ジャンプサーブの打ち方!バレーボールで最強のサーブ!上達のコツとは?

 2018/10/25 サーブ
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ジャンプサーブ、かっこいいですよね!バレーボールをしているなら一度は打ってみたい魅力的なサーブです。

しかし実際打とうとするとタイミングが合わなかったり、ミートしなかったり入らないことが多いですよね。しかし正しい練習の仕方を覚えるとメキメキ上達してジャンプサーブが打てます。

ジャンプサーブの打ち方と上達のコツを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

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ジャンプサーブとは?

現在のバレーボールでもっとも攻撃的なサーブがジャンプサーブです(ジャンピングサーブとも言う)。ナショナルチームなどで主流を占めていて、ネットの白帯近くに飛ぶ早い回転のついたサーブです。

スパイクと同じフォームで打つため、攻撃性が高い反面、コントロールしにくい欠点もあります。

 

ジャンプサーブの正しいフォーム

ジャンプサーブの動作の流れを紹介します。

  • バックラインの2~3m後から助走する
  • やや前方に高くトスアップする
  • ボールを目で追いつつ、利き足で踏み切る
  • エンドライン際で体が前方に流れるようにジャンプする
  • ミートの瞬間スナップを利かせて打ちこむ
  • サーブ後はコート内に着地する

ネットの高さでボールをとらえるような感じで、バックスイングで体を弓なりにし、全体重を乗せて打つのがコツです。

 

ジャンプサーブのポイント

ジャンプサーブのポイントは、ズバリ「いかに自分のサーブにするか」に掛かっています。

ジャンプサーブは成功すると大きな武器にもなりますが、失敗するリスクも高く、ミスで相手にポイントが加算されてゲームの勝敗を左右することにもつながりかねません。

 

ここで大切になるのが、「ジャンプサーブ」をコントロールするということです。ただやみくもに強いジャンプサーブを打って、1点取るか、ミスして相手に得点を与えるかギャンブルのような打ち方はチームのためになりません。

ジャンプサーブをいかにコントロールする方法を紹介します。

  • トスのボールを回転させるとリズムが合う
  • 自分のジャンプ力に合わせてトスを上げる
  • ボールの打点を左右に少しずらして変化をつける
  • ゲームの流れを読んで勝負と入れるサーブを考える

 

ひとつひとつ説明しますね。

トスのボールを回転させるとリズムが合う

ジャンプサーブで最初に行う動作がトスです。じつはこのトスによってジャンプサーブが成功するか失敗するかのカギを握っていると言っても過言ではありません。

タイミングよくミートするためにボールを回転させてトスを上げるとリズムが合いやすいと言われています。実際の根拠はありませんが、あくまで感覚的なものです。

 

どちらかというとボールにしっかりとミートするためのルーティーンとして使われる効果の方が高いです。

 

自分のジャンプ力に合わせてトスを上げる

これはタイミングをしっかり取るために、自分のジャンプ力に合わせてトスの高さを決めるということです。

高いトスを上げてゆっくりと助走して力強くミートする方が打ちやすい人と、あまり高くトスを上げるとタイミングが合わないので、自分に合った高さのトスを見つけましょう。

 

ボールの打点を左右に少しずらして変化をつける

これはすこし上級者向けのテクニックですが、ミートがしっかりとできるという前提で、ジャンプサーブの軌道に変化をつけて、相手のレシーバーが取りにくいサーブを打つ時に使います。

ミートの瞬間にボールの中心から左右にずらしてミートをつけることで、ボールにカーブ回転やシュート回転が掛かり、変化の大きなサーブが打てます。

 

ゲームの流れを読んで勝負と入れるサーブを考える

ジャンプサーブで1番大切なことはこれです。例えばゲームが負けていて追い上げる必要がある状況で、どう考えるかです。

強いサーブを打って1点を取りに行けば点差は縮まりますが、失敗して相手のチームに1点を与えてしまうと追い上げムードに水を差すことにもなります。

ジャンプサーブは1点をとれる可能性も高いですが、1点を失うリスクもあるのです。ゲームの流れを読んで、しっかりとサーブコントロールをすることが大切です。

 

ジャンプサーブの練習方法

ジャンプサーブの具体的な練習方法を紹介します。

一定のトスを上げる練習

ジャンプサーブはトスがとても重要です。常に一定のトスを上げられなければ、安定したジャンプサーブを打つことができません。まずは自分の打ちやすいトスの高さを見つけ、常に同じトスが上げられるように練習を繰り返します。

右利きの場合、左手でトスを上げる、右手(サーブを打つ手)で上げる、あるいは両手を使ってトスを上げる方法があります。自分にとってどの手でトスを上げたらサーブが打ちやすいのか試してみましょう。

トスを上げる手が決まったら、常に一定のトスが上がるよう意識して何度もトスだけの練習を繰り返します。

 

ジャンプサーブの助走の距離を決める練習

エンドラインからどのくらい離れた位置で助走をスタートすればいいか、自分の歩幅で測って把握しておきます。

ジャンプサーブを打つときに毎回その歩数をはかって構えれば、いつも同じ位置からスタートでき、安定したジャンプサーブにつながります。

トスを上げてから助走に入るのが基本です。助走は一歩でも二歩でもいいです。自分に合った助走を見つけて、常に高い打点で力強いボールを打てるようになりましょう。

 

力強くパワーのあるジャンプサーブを打つ練習

ジャンプサーブを打つポイントはバックアタックと同じ要領で打つことです。力強いサーブを打つためには、助走の時にひじを引き上げて、前方に重心をかけるようにしてジャンプしボールを打ちます。

ボールを打った瞬間に、腹筋に力をいれると空中でバランスが崩れません。またボールを打つ瞬間は手首のスナップをきかせてボールにドライブ回転をつけます。

 

ジャンプサーブの上達方法とは?

しっかりとミートができるようになったら、次はポイントが取れるサーブを目指しましょう。上達のポイントはインパクトの瞬間にスナップを使って思い切りドライブをかけることです。

しっかり腕を振り抜き、ネットの白帯近くをねらってドライブをかけ、相手のコートに落とすイメージでサービスエースをねらいます。

 

まとめ

ジャンプサーブはスパイクと同じフォームで打つサーブなので、「スパイクサーブ」とも呼ばれています。

高度なテクニックとパワーを要するむずかしいサーブだから、ミスする危険性も高いが、決まれば抜群の破壊力を発揮します。身体能力の高いプレーヤーにはぜひ身につけてほしいものです。

 

鎌田 聡
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