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Aクイックスパイクの打ち方!最初に覚えるクイックの練習方法とは?

 2018/08/13 スパイク(アタック)
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オープンスパイクが打てるようになったら、次はクイックのスパイクに挑戦しましょう!

Aクイックスパイクはクイックの中でも1番最初に取り組める攻撃です。セッターとアタッカーの距離も近く、比較的タイミングが合わせやすいので、まずはAクイックスパイクを打てるようにしましょう。

 

Aクイックがバッチリ決まるとテンションも上がりますし、バレーボールの攻撃のバリエーションも増えますよね!

Aクイックスパイクの練習方法や上達のコツを存分に紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

 

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クイックスパイク(Aクイック)とは?

セッターからレフト方向に短く低いトスを打つのがAクイックで、相手ブロッカーをかわすためのスパイクです。

スパイカーが先にジャンプ(ファーストテンポ)して、空中で腕を引いて打つ構えをしたところにトスが上がるので、ボールの上がり端をすばやく打ちます。

タイミングを合わせるのが難しいですが、空中でトスを待つ感じで、トスと同時か早くジャンプするのが理想です。

ファースト・テンポ(テンポ1)とは?
アタッカーが先に助走動作を行い、それにセット軌道を合わせることで打たせるアタックのこと

 

Aクイックスパイクの正しいフォーム(動作の流れ)

Aクイックをスパイクする場合は、

  • レシーバーからセッターに返るボールと一緒に助走を開始する
  • セッターからのトスが上がると同時にジャンプする
  • ジャンプする位置は腕を振ってもネットに当たらない距離で
  • ジャンプしたら最高到達点でボールを待つ感じで上がり球を打つ
  • ミートはコンパクトにできるだけ早いタイミングで打つようにする
  • 打つ時はあまり大きくふりかぶらず腕ですばやくコンパクトに振る
  • ひじから手首を回してたたきつけるように振る
  • 着地はひざのクッションを使ってやわらかく必ず両足でする
  • スパイクし終わったらブロックフォローの姿勢をすぐに取る

 

Aクイックスパイクのポイント

Aクイックのスパイクで大切なことはネットに近づきすぎないように助走することです。近すぎるとブロックにつかまりやすく、コートの打ち分けもできません。力よりも速さが要求されるスパイクです。

 

強くスパイクすると言うよりも手首を使って相手コートの穴を狙います。真下に向かって打つと、遅れて跳んだ相手のブロッカーに当たってしまうこともあるので、その場合は左右に打ち分けたり足の長いスパイクを打つようにしましょう。

 

Aクイックスパイクの練習方法

アタックを打つ場所をあらかじめ決めて助走してセッターがトスアップする前にに踏み切ってジャンプします。そしてボールが来るのを待ってスイングします。手はあまりふりぬかずにボールに当たったら止めるくらいのイメージで打ちます。

まずは走りこんだ位置で正面に打つ練習を行いましょう。正面にタイミングよく打てるようになったら、Aクイックでの左右の打ち分け練習など進めていきましょう。

 

クイックスパイクなどは、セッターとのタイミングを合わせるのが難しいプレーなので、いろいろなケースに応じて数多く練習することが大切です。

また、一人でできる練習として、「踏み切りの練習」「壁打ち」などを繰り返し行いましょう。

 

Aクイックスパイクの上達方法

セッターがボールを出す前にスイングの準備をします。クイックはスピードが勝負なのでレセプションやパスのタイミングを見てすばやく助走に入るようにします。

セッターの手にボールが入った時には、スパイカーはジャンプして腕を引いて構えて、後はスイングするだけの状態にしておきます。

しっかりした踏み切りでフォームを安定させたり、壁打ちで正確なスイングを身に付けたり、ボールの中心をしっかりミートするなど、自分だけでできる練習があります。基本を身につけるようにしましょう。

 

まとめ

Aクイックにおいて大切なものはスピードです。攻撃スピードが早ければ早いほど相手ブロッカーをつることができ、両サイドのスパイカーにつくブロックの枚数を減らす事ができます。

理想を言えばボールがセッターの手に入る前にジャンプし、空中でボールを待っておいて、トスが来たら思いっきりボールをたたき落すのがベストです。

 

このスピードのAクイックだと相手のブロッカーが反応しにくいという利点がありますし、早めにブロックを飛ばないと間に合わないので、ほぼ1枚ブロックがついてきます。

それによりサイドのブロックの枚数が減ります。このように早ければ早いほどAクイックは良い事づくしなので、スピードを意識したスパイクを目指しましょう。

 

鎌田 聡
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