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バレーボールの指導法!良いコーチになるための6つのポイントとは?

 2018/08/27 コーチング
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スポーツ少年団や中学校の部活でバレーボールのコーチや監督を引き受けることになったあなた、ご自身の経験で何とかなると思っていませんか?

しかし今の時代、厳しさだけでは通用しません。専門的な知識や技術、コミュニケーション能力やスポーツマンシップなど、多くのスキルが求められているのです。

小学生や中学生のコーチを引き受けることになったあなたへ、バレーボール指導歴18年の私が、おさえておきたいコーチングの心得を紹介します。ぜひ最後までお付き合いくださいね!

 

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時代に合わない!?全く違うバレーボール指導法!

あなたがもし40代なら、中学生や高校生の時にこんな経験をしていることでしょう。もしかしたら30代で経験している方もいるかもしれません。

 

  • 水を飲むと汗をかいて体力が消耗するから飲んではいけない!
  • 監督やコーチからのビンタはや暴言は当たり前、先輩からの体罰も日常茶飯事
  • 先輩には絶対逆らえないし、先輩の言うことはどんなに理不尽でも正論
  • 下級生は掃除や洗濯、先輩の買い出しやマッサージなどの雑用
  • 一年生はボール拾いや声出しで練習はほとんどできない

 

当時、優勝を目指す厳しい部活動にあって、当たり前のように行われていた指導です。

しかし今の時代では全くナンセンス。子供達に受け入れなれないどころか、体罰を起こした人間は、教師であれ先輩であれ厳しく責任を追及され、処分の対象となります。

 

日本大学のアメフト問題でも行き過ぎた指導は大きな社会問題になったのは記憶に新しいところです。

 

しかし体罰を肯定するつもりは全くありませんが、上下関係の厳しさや入部したての下積み生活というものは、バレーボールに限らずスポーツでは必要なことです。

広く言ってしまえば、「社会」も同じではないでしょうか?新入社員としての仕事に対する下積みや経験も必要ですし、上司や同僚との人間関係をうまくいくためのコミュニケーション能力も生きていくうえでは大切なことです。

 

では、どのようにしたら今の時代に合った指導ができるのでしょうか?次の章で紹介します。

 

バレーボールの指導で絶対に外してはいけない心得とは?

バレーボールに限らす、スポーツの指導の役割を表現するならばこの一言が全てです。

『プレイヤー自身がなりたいと思う自分に近づくために、その活動をサポートすること』

スポーツ指導者は決して自分の競技者としての経験を押し付ける存在ではなく、あくまでもサポートする存在です。ここをはき違えてしまうと、指導する側とされる側に上下関係が生まれてしまうのです。

指導者と教え子は上下関係ではなく、横の関係が良好な関係をつくるポジションです。まずココをおさえておきましょう。

 

バレーボールのコーチや指導に求められる役割はコレ!

バレーボールのコーチや指導に求められる役割とは何でしょう?その答えはあなたがプレイヤーだったときに感じた感情のなかにあります。

「バレーボールが大好き!!」

あなたがバレーボールを好きになった理由はいろいろあると思います。

  • 技術的な上達の喜び
  • チームで試合に勝つ喜び
  • コーチのプレーあこがれた
  • うまい先輩を目標とした
  • クラスのみんなに注目された
  • 親にほめられた

こんなきっかけがあったはずです。

その日の部活動が楽しければ、次の日の練習も待ち遠しくなりますし、コーチの指導が楽しいと感じれば、また指導を受けたいと強く思うでしょう。

それを思い出して指導にあたることが、今の時代では大切なことです。バレーボールの指導者が「バレーボールの楽しさ」をみずから表現し、言葉やプレーで見本を示して伝えることが必要です。

 

バレー部のコーチを引き受けたのだから、絶対に強くしてやるとか、自分の技術をしっかりと教えたいというヤル気も気持ちもよく分かります。

しかし、あまり肩に力を入れ過ぎて指導してもうまくいかないことが多いですし、おそらくカラ回りするだけです。

あなたが子供たちに伝えたいことは何なのか?

いちど原点に立ち戻ってみると、気がつくことがあると思います。

 

大切なことなのでもう一度言います。

コーチや指導に求められることとは「バレーボールの楽しさを伝えること」です。このことを胸に刻んで心がければ、理想とする指導の答えは見えてくるのではないでしょうか?

 

バレーボールのコーチングに必要な視点とは?

バレーボールのコーチングに必要な視点を紹介します。

  1. バレーボールを愛する熱い心
  2. プレイヤーが主役
  3. コミュニケーション能力
  4. スポーツ少年団などとの連携

 

ではむひとつずつ見ていきましょう。

 

バレーボールを愛する熱い心

なんと言ってもバレーボールを心から愛し、コーチとして熱い心を持ち合わせているかどうか。これが基本的な指導者の条件です。そして広い視野で子供たちの望む将来を見据えて指導していくかことが大切です。

コーチの持っているバレーボールの技術を「押しつけて」行うものではなく、なりたい自分になるためともに努力し、成長していくことをサポートする心をもって指導する。

そんな指導の姿勢が、子供たちやその保護者から尊敬を集める存在となるはずです。

 

プレイヤーが主役

コーチの存在や立ち位置とは何でしょう?

つねにプレイヤーは主役でありコーチは脇役、言ってしまえば黒子(くろこ)に徹する存在です。指導に熱心なあまり、プレイヤーを「自分のもの」と独占意識をもったり錯覚するコーチもいます。

プレイヤーの成功とともにコーチが前面にでることは控えるべきですし、本道ではないと自覚するべきです。

 

コミュニケーション能力

バレーボールの技術指導やサポートの際に欠かせないのが「コミュニケーション能力」です。子供たちのやる気と自立心育てるために大切なことを紹介します。

  • プレイヤー(子供たち)の話をよく聞く
  • 叱るより良いところを誉めて伸ばす
  • 教えすぎず子供たちに考える力をつけさせる
  • 責任を持たせる

まず、プレイヤー(子供たち)とよく会話をしましょう。

某大学のアメフト部監督のように、選手と監督が話をしたことがないなんて言語道断です。(笑)

そして子供たちの話によく耳を傾け、できないことを責めるより、できたことを誉めるようにしましょう。そしてあまり教えすぎず、子供たちに考える力をつけさせることです。

 

私が指導している小学生のスポーツ少年団での例を紹介します。

目標は「地区大会優勝」です。そのためにいろいろな練習を考えて、取り組みました。伸びる子供たちは、ある程度のレベルまで教えると目標を達成するために、自分たちで考え始めます

「優勝するために全員で大きな声掛けをしよう!」
「ミスを減らすためにサーブを10本連続で成功させよう」
「レシーブする位置はどこが一番いいのか教えてください」
「スパイクを打つコースはどうしたらいいですか?」

ここまでくると、コーチは何もすることがありません。子供たちが自分で立てた目標を達成できるよう見守るだけです。

そして子供たちは見事、目標を達成しました!

 

スポーツ少年団などとの連携

子供たちのレベルが高くなるほどコーチの指導の専門性が要求されます。バレーボールの技術もそうですが、ケガの予防や栄養、スポーツ心理学などの幅広いサポートが必要です。

指導者個人の能力には限界があり、子供たちの次へのステップのことも十分に理解し、考えてあげることもコーチの役割だと思います。

 

私の場合、子供たちのレベルが高くなり本人の希望もあるときは、専門性の高いひとつ上のレベルのスポーツ少年団への移籍をすすめます。

レベルの高いスポーツ少年団にはレベルの高い子供達も入団していますし、指導者もそろっています。そんな子供たちと一緒に練習することで切磋琢磨(せっさたくま)し、さらに高いレベルへステップアップするのです。

全国大会を目指すレベルのプレイヤーに育てたいと考えるなら、そんな決断も必要だと思います。

 

子供達から求められる指導者になるために必要なこととは?

良い指導者になるための6つのポイントをご存知ですか?

  • 結果ではなく経過を重視しよう
  • プレイヤー(子供たち)を承認しよう
  • 一緒に楽しみ一緒に考えよう
  • 尊敬しよう尊重しよう
  • よく観察してみよう
  • 話をよく聞きましょう

 

では、ひとつずつ説明しますね!

結果ではなく経過を重視しよう

結果を評価するのではなく、経過を重視しましょう。どんな結果であろうとも、結果にいたるまでの努力や行動があったはずです。いい結果が出たときも悪いときも、子供たちと一緒に原因を考えてみましょう。

プレイヤー(子供たち)を承認しよう

子供たちの希望を尊重し、その行動や言動を認めることが大切です。自らの存在を認められることが、プレイヤーにとって大きな励みになり、バレーボールを続けようという気持ちになるはずです。

一緒に楽しみ一緒に考えよう

何よりもコーチ自身が楽しくなければ、教える子供たちも楽しくありません。子供たちとともにバレーボールを一緒に楽しみましょう。

尊敬しよう尊重しよう

年齢や性別に関係なく、すべての人を尊敬する気持ちを持ちましょう。10人いれば10人の個が存在します。子供たちの個性を尊重しましょう。

よく観察してみよう

子供たちをよく観察しましょう。体調は万全か、悩みごとはないだろうか?見ていなければ分かりません。「見られていること」で子供たちは安心するのです。

話をよく聞きましょう

コーチがたくさん話すより、子供たちの話をよく聞きましょう。コーチが「なってほしいプレイヤー」ではなく、子供たちが「なりたい自分」を意識して、気付かせるためには子供たちにたくさん話す機会を作ってあげましょう。

 

バレーボール指導のための資格とは?

バレーボールの指導者の資格の種類は次の6種類です。

  • スポーツリーダー
  • 公認バレーボール指導員
  • 公認バレーボール上級指導員
  • 公認バレーボールコーチ
  • 公認バレーボール上級コーチ
  • マスターコーチ

スポーツリーダーはバレーボールというより、スポーツ全般やボランティアなど、地域活動におけるスポーツリーダー的な資格です。

もしあなたがコーチとして指導する立場なら、最低でもスポーツリーダーの資格は取っておいた方がいいです。約2日間に及ぶ研修と、最終日のテストに合格するとスポーツリーダーの資格が取れます。

研修の時期などは各都道府県の体育協会に問い合わせると教えてくれます。

 

その他はバレーボールに特化した資格です。指導するレベルに合わせて資格を取得するといいでしょう。日本バレーボール協会のホームページに問い合わせ先などが掲載されていますので、こちらで確認してください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

バレーボールのコーチとして指導するときの考え方や心得などを紹介してきました。子供達への指導がうまくいくと、コーチとしてもとても親しまれますし、指導する方も楽しくなります。

コーチの役割をしっかりと理解してバレーボールの指導にあたってくださいね!

なお、パスやレシーブ、サーブやスパイクなどバレーボールの技術的な練習方法については、こちらのブログで紹介していますので、ぜひブックマークをしておいてください。

バレーボール練習方法!

 

鎌田 聡
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鎌田 聡

鎌田 聡

スポーツ少年団指導歴18年、現在は約90名の複合型スポーツ少年団の事務局長を務めています。またスポーツ推進委員歴10年の経験をいかし、主にバレーボール関連のスポーツライターに。自身もバレーボール歴34年の経験を持ち、バレーボール全般に精通。常に読者目線でバレーボールに関する情報を発信するよう心掛けています。

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