【バレーボール指導者向け】勝利に導くスポーツのミーティングの仕方とは?
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スポーツの指導の場面では、ひんぱんにミーティングが行われていますよね?
バレーボールでも例外ではなく、練習の前後や練習中、あるいは試合の前後にも監督を中心として選手が円陣になって話を聞いています。
スポーツを教える指導者にとって、ミーティングでどんな話をしているのか気になりますよね?
この記事は、こんなことについて紹介しています。
- スポーツ指導者はミーティングでどんな話をしているのか
- スポーツ指導者と選手の勝つためのミーティングとは
- チームメイトどうしではどんなミーティングが効果的か
- 試合前後はどんなミーティングをしたらいいのか
こんなことについて、スポーツ少年団である私の監督の経験を紹介しています。ぜひ最後までお付き合いくださいね!
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Contents
スポーツミーティングの3つの目的とは?
スポーツミーティングの3つの目的を挙げてみます。
- 監督(指導者)の考え方を選手に伝えること
- 選選手どうしの意見を出してより良い方向にもっていくこと
- 保護者とのコミュニケーションをとるミーティング
では次の章で、それぞれ説明していきます。
監督(指導者)の考え方を選手に伝えること
ミーティングの目的のひとつは監督(指導者)の考え方を選手に伝えることです。ではスポーツ指導者と選手のミーティングでは一体、どんなことが伝えられているのでしょうか?
私の場合、まずは目標を設定することから伝えます。
チームの目標を明示するミーティング!
バレーボール指導者は、その年のチームの目標を選手たちに明確にする必要があります。そのために選手たちにひとりひとりの目標を立てさせるのもよい方法です。
【目標設定のポイント!】
- 選手に目標を記入(紙に書く)してもらう
- その目標に向かって何が必要なのか選手が自分で考えて書く
- 自分自身に足りないものを確認する
- 目標に向かって何をする必要があるのか自覚させる
選手それぞれが練習に対して自覚を持ってもらうことにより、練習効率の向上をはかれます。
中学生や高校生、大学生においてはチームのメンバーは毎年交代していきます。毎年違うメンバーになりため、そのメンバーではどのようなチームを作ることがベストなのか選手と話し合いましょう。
通常の学校(選手をスカウトしてくるような学校ではない場合)では、チームに入部した選手でチームを作ります。
選手の身長などから、どのようなチームを作ることで試合に勝てるチームができるのか、指導者は考えておくことが必要です。
選手たちとのミーティングで、彼らはどの様なチームを作りたいと考えているのか意見を出してもらうのもよい方法だと思います。
練習方法について練習の目的を選手に伝える
たいていは4月から新しい学期が始まりますが、年間の試合予定もふまえて練習スケジュールを立てる必要があります。
基礎体力をつくる時間は、なかなか特別に設けることは難しいと思いますが、週に2度から3度の筋力トレーニングを取り入れることは重要です。
筋力トレーニングの目的や効果なども、選手にじゅうぶん説明をして理解したうえで取り入れるとトレーニングもスムーズに進みます。
回数の目標を立てる、チームメイトどうし競わせるなど競争や変化を取り入れると、楽しみながらトレーニングができるのでおススメです。
新しい選手を育てながら、さらに試合への準備もする必要がありますが、指導者だけでなく選手も同様の目的意識をもつことで練習効率もあがります。
積極的な考え方を伝えるミーティング
指導者は選手たちがいつもポジティブ(積極的)な考えになるように補助することが大切です。
たとえば、
- 「僕はあの子の様にはスパイクが打てない」
- 「私は彼女のようにレシーブを拾えない」
- 「私はバレーボールに向いていないかも」
こんなネガティブ(否定的)な考えを持つ選手が必ずいます。
指導者は、どうすればそれを解決できるのか指導することが必要です。
- 「このように練習すれば、必ず打てるようになる」
- 「レシーブもうまくなれる」
- 「これだけ練習したからこわくない」
こんな言葉で良い方向に選手を指導してください。
試合に出られない選手もいるでしょう。「どうせ自分は試合に出られないのだ」というような考えを変えてあげてください。
どのプレイがうまくなれば試合に出ることができるのか、選手の潜在力や、チーム内の選手の層なども見てアドバイスしてあげてください。
スパイクなのか、トスなのか、ブロックなのか、レシーブなのか、サーブなのかなどの他に、雰囲気を盛り上げるなども入ります。
精神的に負けないように、いつも積極的な考え方ができるように指導することが大切です。チームの目標や選手ひとりひとりの考え方をまとめることで、同じ目標を確認できれば、全員でその目標に向かって進んでいけます。
監督(指導者)の仕事は、自分のチームの力が最大限に発揮できるように、選手のコンディションと整えること。そのことを常に頭に入れてミーティングや指導を行ってください。
また、試合の中でのチームが必要とする決め事なども、チームメイトが理解できるよう努めましょう。
選手どうしのミーティングで大切なこととは?
まず、ミーティングの前に最低限必要なことを挙げてみます。
「選手どうしの意見を出してより良い方向にもっていくこと」
これがいちばんの目的ではないでしょうか?では選手どうしのミーティングで大切なことを紹介します。
- 選手の全員が集まって行うこと
- ミーティング内容のノートをとること
- 思っていることを正直に話すこと
これはとても難しいことです。時によっては誰かを傷つけることもあります。しかし、提案した問題をチームとしてどのように改善できるか話し合うことが大切です。
これは将来、大人になってからでも役に立ちます。ポイントを挙げてみます。
- 話している人の意見をよく聞く
- 相手の意見を尊重する
- 話さないチームメイトもいることを理解する
バレーボールはチームワークが大切です。このようなミーティングを行うことで、チームのまとまりができてきます。
まず大切なのは話している人の意見をよく聞くこと。聞くことにより、いろいろな考えがあることに気づかされます。
そして、相手の意見はよく尊重しましょう。違う意見を聞くことで「こんな考え方もあるのだ!」と、お互いの視野が広がります。
中には人見知りや、大勢の中で自分の考えを話すことが苦手な人もいます。しかし、話さない人でも、そういう人の考えも聞いてあげられことができるような雰囲気をみんなで作りましょう。
選手の保護者とのミーティングは必要か?
指導者は、保護者とのミーティングを行うことが大切です。以下に上げたようなことを保護者と共有しておくと、考え方がスムーズに伝わります。
- チームの方針
- 指導者の選手に対する考え方
- 練習予定
- 試合予定
- 家での栄養管理
- 子供の体調不良の時の連絡方法
- 試合への応援依頼と理由など
これらのことについては、健全なチーム運営にとって大切なことです。特に家での栄養管理は、保護者にお任せするしかありません。
- バランスの良い食事
- 練習後のたんぱく質
- 炭水化物の摂取
- 試合前の食事
その他にも保護者の協力や応援は不可欠です。協力をスムーズに得るためにもミーティングなどでしっかりとコミュニケーションを取りましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
バレーボール指導者向けに、スポーツのミーティングを行う3つの目的を紹介しました。大切なことなので、もう一度紹介しますね。
- 監督(指導者)の考え方を選手に伝えること
- 選手どうしの意見を出してより良い方向にもっていくこと
- 保護者とのコミュニケーションをとるミーティング
ミーティングはスポーツのチームにおいては、勝利やチーム力向上のために必要不可欠です。指導者と選手、チームメイトどうし、あるいは保護者など話し合う事でお互いの考え方を理解できるようにしましょう。
監督や指導者は、ミーティングの目的をよく考えてさらに良いチームを作ってください。

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