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春高バレー(春の高校バレー)歴代優勝校を紹介!優勝回数ランキングは?

 2018/12/22 大会関係
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毎年ドラマが生まれる春高バレー!2022年はどこの高校に栄冠が輝くのでしょうか?

昨年(2021年)の春高バレーは男子が福岡代表の東福岡、女子は岡山代表の就実がみごと優勝校となりました!

長い春高バレーの歴史では、常連校が優勝することも多いですが、あまりマークされていない高校が勢いに乗って優勝することもあります。

この記事は過去に行われた春高バレーの歴代優勝校を調べてみたので紹介します。また、最も全国制覇している優勝校ランキングも作ってみました!

ぜひ最後までお付き合いくださいね!

 

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全日本バレーボール高等学校選手権大会での歴代優勝校

春高バレーの正式な大会名は「全日本バレーボール高等学校選手権大会」です。2022年は第74回目となる大会です。73回も開催されている本当に歴史のある大会なんだなと、あらためて思っちゃいますよね!

しかしこの「全日本バレーボール高等学校選手権大会」、実は2011年の1月から始まった大会なのです。

 

「2011年?春高バレーは72回目なのに?」

 

そんな声が聞こえてきそうですが、とりあえず「全日本バレーボール高等学校選手権大会」が始まった2011年からの歴代優勝校を紹介します。

 

全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)男子歴代優勝校

【2011年】東亜学園(東京第2)
【2012年】大村工(長崎)
【2013年】星城(愛知)
【2014年】星城(愛知)
【2015年】東福岡(福岡)
【2016年】東福岡(福岡)
【2017年】駿台学園(東京第1)
【2018年】鎮西(熊本)
【2019年】洛南(京都)
【2020年】東山(京都)
【2021年】東福岡(福岡)

 

2013年、2014年は愛知の星城に今の全日本バレー代表のエース、石川祐希選手がいて春高バレーの大会2連覇を達成しています。それどころか公式戦99連勝という大記録を成し遂げ、記憶にも記録にも残る大会となりました。

2015年、2016年はエース金子聖輝選手を中心に、スポーツの名門校でもある東福岡が同じく大会2連覇を達成しました。アウトサイドヒッターで活躍した金子聖輝選手が、大学には進学せずにJTサンダーズにセッターとして挑戦するという事が話題になりました。

春高バレー2021は福岡代表の東福岡が5年ぶりに春高バレーの優勝を成し遂げました!東福岡高校の皆さん、おめでとうございました!

 

全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)女子歴代優勝校

【2011年】東九州龍谷(大分)
【2012年】東九州龍谷(大分)
【2013年】下北沢成徳(東京第1)
【2014年】九州文化学園(長崎)
【2015年】金蘭会(大阪第1)
【2016年】下北沢成徳(東京第3)
【2017年】下北沢成徳(東京第1)
【2018年】金蘭会(大阪第1)
【2018年】下北沢成徳(東京第1)
【2019年】金蘭会(大阪第1)
【2020年】東九州龍谷(大分)
【2021年】就実(岡山)

 

女子は2011年以降、最多の優勝を誇る下北沢成徳が4度の優勝を誇り、アタマがひとつ飛びぬけた感覚があります。そして近年、確実に力をつけてきた大阪代表の金襴会からも目が離せません。

そして大分代表の東九州龍谷も、春高バレーの優勝校としては常連です。

 

全国高等学校バレーボール選抜優勝大会(春高バレー)とは?

春高バレー2021は第73回目の大会という事は、先にお伝えしました。

現在行われている「全日本バレーボール高等学校選手権大会」、もともとは夏のインターハイの競技のひとつ、高校バレーボールの夏の全国大会として行われていたのです。

もともと3月に行われていた「春高バレー」が1月開催に変更になった2010年、春高パレーの名称で行われていた「全国高等学校バレーボール選抜優勝大会」は廃止となりました、

 

従って、現在の「春高バレー」は全62回行われたインターハイの歴史と「春高バレー」の愛称をも引き継いだ大会なのです。

そのため、全62回のインターハイに2011年から始まった今の大会を加えて「第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会」として開催されているのです。

 

まとめます。

春高バレーは1970年から始まり
「全国高等学校バレーボール選抜優勝大会」
という名将で3月に開催(全41回)

2010年から「全日本バレーボール高等学校選手権大会」に名称が変更
夏のインターハイの歴史と「春高バレー」の愛称も引き継ぐ
(これにより従来の選抜大会は廃止)

夏のインターハイ全62回を引き継ぎ
「第73回全日本バレーボール高等学校選手権大会」として開催!

 

選抜優勝大会のときのキャッチフレーズは「若さでアタック!春の高校バレー」というタイトルがつけられていて、まさに高校生バレーボーラーの「バレー甲子園」と言っても過言ではありません。

春高バレーは高校バレーにとって重要な位置づけにある大会とされ、数多くの全日本バレーの代表選手を生み出し、日本代表への登竜門とも言われました。

この記事では、もともと春高バレーとして行われていた全41回の「全国高等学校バレーボール選抜優勝大会」で歴代優勝校を紹介しています。

 

全国高等学校バレーボール選抜優勝大会の歴代優勝校!

全国高等学校バレーボール選抜優勝大会男子の歴代優勝校

第1回(1970年)中大附(東京)
第2回(1971年)大商大附(大阪)
第3回(1972年)崇徳(広島)
第4回(1973年)大商大附(大阪)
第5回(1974年)古河一(茨城)
第6回(1975年)崇徳(広島)
第7回(1976年)大商大附(大阪)
第8回(1977年)弘前工(青森)
第9回(1978年)藤沢商(神奈川)
第10回(1979年)藤沢商(神奈川)
第11回(1980年)藤沢商(神奈川)
第12回(1981年)弘前工(青森)
第13回(1982年)藤沢商(神奈川)
第14回(1983年)東亜学園(東京)
第15回(1984年)崇徳(広島)
第16回(1985年)習志野(千葉)
第17回(1986年)藤沢商(神奈川)
第18回(1987年)東海大四(北海道)
第19回(1988年)崇徳(広島)
第20回(1989年)足利工大附(栃木)
第21回(1990年)市立船橋(千葉)
第22回(1991年)花園(京都)
第23回(1992年)東海大四(北海道)
第24回(1993年)釜利谷(神奈川)
第25回(1994年)東海大四(北海道)
第26回(1995年)深谷(埼玉)
第27回(1996年)鎮西(熊本)
第28回(1997年)鎮西(熊本)
第29回(1998年)岡谷工(長野)
第30回(1999年)岡谷工(長野)
第31回(2000年)岡谷工(長野)
第32回(2001年)深谷(埼玉)
第33回(2002年)東北(宮城)
第34回(2003年)岡谷工(長野)
第35回(2004年)佐世保南(長崎)
第36回(2005年)深谷(埼玉)
第37回(2006年)深谷(埼玉)
第38回(2007年)東亜学園(東京)
第39回(2008年)東亜学園(東京)
第40回(2009年)都城工(宮崎)
第41回(2010年)東洋(東京)

 

こうして見てみると、今の時代もなお春高バレーの常連校が名前を連ねていますよね。広島代表の崇徳などは今年で45回目の出場です。春高バレーが始まったころから現在にいたるまで強豪校なのですね。すごい!

 

全国高等学校バレーボール選抜優勝大会女子の歴代優勝校

第1回(1970年)岡崎女(愛知)
第2回(1971年)高田(岩手)
第3回(1972年)中津南 (大分)
第4回(1973年)八王子実践(東京)
第5回(1974年)八王子実践(東京)
第6回(1975年)就実(岡山)
第7回(1976年)泉州(大阪)
第8回(1977年)博多女商 (福岡)
第9回(1978年)妹背牛商(北海道)
第10回(1979年)香川(山口)
第11回(1980年)成安女(京都)
第12回(1981年)就実(岡山)
第13回(1982年)四天王寺(大阪)
第14回(1983年)八王子実践(東京)
第15回(1984年)四天王寺(大阪)
第16回(1985年)古川商(宮城)
第17回(1986年)古川商(宮城)
第18回(1987年)扇城(大分)
第19回(1988年)旭川実(北海道)
第20回(1989年)順心女学園(東京)
第21回(1990年)八王子実践(東京)
第22回(1991年)氷上(兵庫)
第23回(1992年)帝国女(大阪)
第24回(1993年)八王子実践(東京)
第25回(1994年)大阪国際滝井(大阪)
第26回(1995年)共栄学園(東京)
第27回(1996年)古川商(宮城)
第28回(1997年)四天王寺(大阪)
第29回(1998年)四天王寺(大阪)
第30回(1999年)古川商(宮城)
第31回(2000年)九州文化学園(長崎)
第32回(2001年)三田尻女(山口)
第33回(2002年)成徳学園(東京)
第34回(2003年)成徳学園(東京)
第35回(2004年)九州文化学園(長崎)
第36回(2005年)共栄学園(東京代表)
第37回(2006年)東九州龍谷(大分)
第38回(2007年)大阪国際滝井(大阪)
第39回(2008年)東九州龍谷(大分)
第40回(2009年)東九州龍谷(大分)
第41回(2010年)東九州龍谷(大分)

女子も八王子実践や東九州龍谷などが春高バレーの優勝回数が多いですね。こうしてみてみると、下北沢成徳や金蘭会などはここ近年に頭角をあらわしてきた高校という事が分かります。

 

春高バレー優勝回数ランキング!

過去73回の春高バレーで、どこの高校がいちばん優勝しているのか調べてみました!(2021年1月現在、大会終了時点)

春高バレー男子の優勝回数ランキング!

5回:藤沢商(神奈川)
4回:東亜学園(東京)崇徳(広島)岡谷工(長野)深谷(埼玉)
3回:鎮西(熊本)大商大附(大阪)東海大四(北海道)東福岡(福岡)
2回:弘前工(青森)星城(愛知)

 

いやあ懐かしいですね!藤沢商が最多優勝校ですか?

当時の藤沢商はスパイクやサーブが決まってもあまり喜ばずに淡々とプレーするスタイルでした。高校生らしからぬという声もありましたが、そのクールなプレーに藤商(とうしょう)バレーと呼ばれたのです。

でも本当に強かったのを思い出します!

春高バレー女子の優勝回数ランキング!

8回:東九州龍谷(大分)
5回:八王子実践(東京)
4回:四天王寺(大阪)古川商(宮城)下北沢成徳(東京)
3回:九州文化学園(長崎)金蘭会(大阪)就実(岡山)
2回:大阪国際滝井(大阪)共栄学園(東京)成徳学園(東京)

 

女子は東九州龍谷が圧巻ですね。前身の校名である「扇城」と合わせると8回も優勝校の栄冠に輝いています!

それに続くのが強豪の八王子実践です。連覇のかかる下北沢成徳が今年優勝すると、優勝5回となり、八王子実践に並べるのかが見どころです。

今年はどのチームが優勝回数を積み上げるのか?または他のチームが駆け上がるのか?女子の戦いにも注目です。

 

春高バレーの連勝記録も調べてみた!最多の連勝校はどこ?

年度がかわると3年生が抜けていく春高バレーで連勝するというのは本当に難しいことです。では過去の春高バレーにおいて、最も連勝したチームはどこなのでしょう?調べてみましたのでご覧ください!

 

春高校バレー男子の連覇記録とは?

【3連覇】
藤沢商(神奈川):1978年-1980年
岡谷工(長野):1998年-2000年

【2連覇】
鎮西(熊本):1996年-1997年
深谷(埼玉):2005年-2006年
東亜学園(東京):2007年-2008年
星城(愛知):2013年-2014年
東福岡(福岡):2015年-2016年

 

3連覇の実績に輝いたのは、藤沢商と岡谷工の2校だけです。しかもこの大会は「全国高等学校バレーボール選抜優勝大会」で3月に行われていたため、3年生は出場できない状況でした。

そんな中での3連覇は「世代をこえたチーム作り」を行っている証拠とも据えるでしょう。

 

春高校バレー女子の連覇記録とは?

【5連覇】
東九州龍谷(大分代表):2008年-2012年

2連覇】
八王子実践(東京代表):1973年-1974年
古川商(宮城代表):1985年-1986年
四天王寺(大阪代表):1997年-1998年
成徳学園(東京代表):2002年-2003年

 

女子は前人未到と言ってもいいでしょう。東九州龍谷が5連覇を達成したのが最長の連勝記録です。長い春高バレーの歴史の中で、2連覇した高校ですら4校のみなのに5連覇とは圧巻です。

さあ、東九州龍谷に続く高校が出てくるのでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

選抜優勝大会としては始まった「春高バレー」が夏のインターハイの大会を引き継ぎ、現在の「全日本バレーボール高等学校選手権大会」として開催された歴史を調べてみました。

また、現在の大会と選抜優勝大会時代からの歴代優勝校を紹介しました。

春高バレー2021は男子が東福岡、女子は就実が優勝を勝ち取りました。来年はどこのチームが優勝し、歴代優勝校に名を連ねるのでしょうか?

 

鎌田 聡
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鎌田 聡

鎌田 聡

スポーツ少年団指導歴18年、現在は約90名の複合型スポーツ少年団の事務局長を務めています。またスポーツ推進委員歴10年の経験をいかし、主にバレーボール関連のスポーツライターに。自身もバレーボール歴34年の経験を持ち、バレーボール全般に精通。常に読者目線でバレーボールに関する情報を発信するよう心掛けています。読者の皆さんとともにブログを作っていきたいので、質問やコメントなどドシドシください!お待ちしておりま~す!

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