バレーボールで絶対に欠かせない体幹トレーニング!効果の高い9つの方法!
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パレーボールに必要な体幹トレーニングの方法をお探しですか?
どんな体幹トレーニングを行ったら効果的なのか悩みますよね。バレーボールの体幹は筋肉・筋力とならんで必要なトレーニングです。
この記事はバレーボールに必要な体幹、ケガをしないための体幹、体幹トレーニングによって得られる効果について紹介しています。ぜひ最後までお付き合いくださいね。
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バレーボール選手に必要な体幹トレーニングとは?
バレーボール選手には、どんな体幹トレーニングが必要なのでしょうか? まずは目的や必要性、その効果などを見ていきましょう。
体幹トレーニングの目的
体幹トレーニングでの目的は次の通りです。
・股関節の柔軟性を高める
・ケガしない体を作る
筋トレで鍛えられない細かな筋肉を鍛える
体幹トレーニングの目的は、バレーボールの動きに必要な体の部分を鍛えることです。
一般的にバレーボールの練習では肩や腰、体幹の周りの安定性のためのトレーニングが必要です。他には臀部(でんぶ)やハムストリングス、脊椎の下方の小さな筋肉も鍛えておくといいでしょう。
股関節の柔軟性を高める
また、股関節の柔軟性はバレーボールを行う上で重要です。体幹トレーニングによって細かい筋肉を鍛え、柔軟性を高めることにより、けがの防止にもつながります。
これらを訓練することはバレーボールの複雑な動きの上でも大変役に立ちます。多くの選手がバレーボールの上達のために筋力トレーニングをしていると思いますが、じつは体幹トレーニングを取り入れている選手はまだ少ないです。
事実、私も体幹トレーニングを取り入れたことで、もう何年もケガをしていません。こんなにいいことだらけの体幹トレーニング、ぜひ取り入れてみることをおススメします。
体幹トレーニングの必要性とは?
バレーボールで体幹トレーニングか必要と言われるようになったのは、その複雑な動きからです。バレーボールは複雑な動きが複合されたスポーツです。
例えば、スパイクの動きをひとつ見ても、いろいろな筋肉を使います。
↓
空中で肩を引いてスパイクの姿勢
↓
背筋と腹筋を使ってボールを打つ
↓
両足で着地する
ボールに当たった瞬間、前に運動している腕はボールによって止められる力が加わります。さしてそれは打ったあともスイングを止めることなく継続します。
そのあと床に着地して、落下の衝撃をひざなどで吸収。これら一連の複雑な動きが求められるのです。
筋肉の連動性を高めるのは、体幹トレーニングが必要です。大きな筋肉は筋力トレーニングで、小さな連動した筋肉を鍛えるのは体幹トレーニングと考えて取り組みましょう。
体幹トレーニングで鍛えるコアの役割とは?
バレーボールでは複雑な筋肉のうごきがあるとお伝えしました。そのような複雑なうごきを補助して、体のバランスを保つようにするのが「コア」といえます。これらの重要な部分を、ここでは「コア」と呼びます。
コア・スタビライザートレーニング
コア・スタビライザートレーニング運動とは、スタビライザー筋肉を鍛えるトレーニングです。
通常の筋力トレーニングではあまり鍛えられない安定化に大切な筋肉(スタビライザー)の強化に特化したメニューです。
腹部や腰、骨盤、肋骨(ろっこつ)や肩甲骨などに付いているたくさんの小さな筋肉が、すべての運動のカギです。
これらの筋肉は体を安定させるように作用し、バレーボールの練習で訓練すると驚くほどひとつひとつのプレーが安定します。
これらの中核となるスタビライザーは、スポーツパフォーマンスの向上に重要なだけでなく、体のけがに対する抵抗力も向上させる効果も期待できます。
次の章では具体的なトレーニング方法を紹介します。
バレーボールでおススメの体幹トレーニング9撰!
体幹トレーニングで大切なのは「コア」だと書きました。ここではバレーボールの選手がどんな体幹トレーニングを行ったらよいか紹介します。
腰のもちあげ運動(Glute Bridge)
腰の臀部(でんぶ)と筋肉の運動です。手順を紹介します。
- 地面にあおむけになる
- ひざを曲げて足のかかとは地面につける
- 腕は体にそって両側に置く
- その姿勢から腰を持ち上げる
- 足のうら、頭や肩、腕だけが床に触れるように
- このとき体はひざから肩まで直線にする
- この状態で静止する
初心者は10秒、できる人は30秒静間つづけてください。レベルに合わせて2セット3セット増やしていく。
ひじ立て(Plank)
腰や肩、おなかのトレーニングです。肩や腰のコアの安定性に適しています。手順を紹介します。
- 地面にひじをつく。犬の伏せのような形
- 手をにぎって腕を肩の下に置き90度に曲げる
- ひじとつま先で体を持ち上げ背中を伸ばす
- 足首から頭に向かって真っすぐになるようにする
- この状態で静止する
初心者は10秒、できる人は30秒間つづけます。レベルに合わせて2セット3セット増やしていく。
※呼吸は止めないこと。普通にしてください。
ひじ立て足上げ
腰や肩、腹のトレーニングです。手順を紹介します。
前項のひじ立ての手順と同じで、静止してからひじ立ての態勢で、片足ずつ交互に体と並行になるまであげます。かなり負荷がかかっているのが分かると思います。
初心者は10秒、できる人は30秒間つづけます。レベルに合わせて2セット3セット増やしていく。
横ひじ立て(Side Plank)
横ひじ立ては、腰の横の腹部の筋肉とともに腰や肩、そして胃の安定性を高めるのに最適です。手順を紹介します。
- ひじを肩の下にして横になる
- ひじで体を地面から押し上げて腰を上げる
- 足首から肩まで真っすぐになる
- この状態で静止する
初心者は10秒、できる人は30秒間つづけます。レベルに合わせて2セット3セット増やしていく。
※呼吸は普通にしてください。
ひざ曲げ運動(Mountain Climbers)
これはコアの安定化とともに、股関節の屈筋の運動です。足を動かしながらのこの運動は、実際にこの動きがあることからバレーボール選手にとって有効な運動です。手順を紹介します。
- 腕立て伏せの姿勢を取る
- 体を支えながら片足をもち上げてひざを胸に引きつける
- 足を元の位置に戻し反対の足と交互の動きを繰り返す
この運動の間、体が倒れないようにすること。そして足は ゆっくりと動かすように、左脚・右足と交互に10回から20回続けます。レベルに合わせて2セット3セット増やしていく。
腹部強化運動(Ab Curl Up)
体幹とともに、腹部を強化する運動です。手順を紹介します。
- 木の棒またはひもを両手でつかむ
- 地面に仰向けになる
- 太ももが地面に垂直になるようにひざを曲げる
- 同時に両足を合わせて上にあげる
- 両手で肩の幅で棒をつかむ
- 棒はひざの上にする
- 頭のうしろから地面に触れてはじめる
- あごを持ち上げて棒が足首につくまで腰を前にまげる
- 開始位置にもどって繰り返す
10回続けてみること。(1セット)レベルに合わせて2セット3セット増やしていく
フィジオボールの運動(Physioball Reverse Hyper)
腰と臀部(でんぶ)を強化するトレーニングです。手順を紹介します。
- おなかをボールの上に乗せて手と足を地面につる
- 上半身を静止させたまま体と足が一直線になるまで足を上げる
- はじめに戻って繰り返す
できれば30秒間つづける。(1セット)レベルに合わせて2セット3セット増やしていく。
エビ曲げ(Reverse Ab Curl)
下腹部を強化するトレーセングです。手順を紹介します。
- 地面にあお向けになり、太ももが地面に垂直になるようにする
- 両ひざと両足を合わせてひざを曲げる
- 手は頭の後ろにしてバレーボールを両手でつかむ
- ゆっくりとひざを胸に持ってきて腰を地面から持ち上げる
- そのあとに腰をゆっくりと下げる
- 反動をつけて背を丸めるのではなく、ゆっくりと背を丸める
10回続けてみる。(1セット)レベルに合わせて2セット3セット増やしていく。
メディシンボールを使うと運動が楽になるので試してみてください。
横向きでの足上げ(Side lying adduction and abduction)
外転筋と内転筋を活性化させるための運動です。腰の周りの筋肉を活性化し安定させる効果が期待できます。手順を紹介します。
【手順1】
- 床に体を横にする姿勢をとる
- 上肢を腰の少しうしろでまっすぐにする
- 上側の足を上下させる
- つま先は体の前方に向ける
- 10回つづける
【手順2】
- 次に上側の足を腰の下からまげ前の方に足をおく
- 下側になっている足を上に上げる(上下)
- 10回つづける
- 向きを変えてさらに上の足、下の足で10回ずつ行う
この運動は、壁の前で背中を壁に並行にして行うと、正しい姿勢で運動できます。
体幹トレーニングは毎日した方がいいの?
ここまで体幹トレーニングの方法を紹介してきました。ここで疑問に思うのが、「体幹トレーニングは毎日続けた方がいいの?」ということではないでしょうか?
結論から言うと、筋肉痛が出なければ毎日やっても大丈夫です。
体幹トレーニングは、器具を使って高い負荷をかける筋トレとは違い、自分の体重分の負荷を使って行うトレーニングです。
負荷の度合いからいうとあまり高くありません。筋肉痛がでなければ、毎日コツコツ続けた方が、筋肉量も増えていきます。
体幹トレーニングで筋肉痛がおきたときは?
人によって筋肉量がちがうので、あまり筋トレをしたことがない場合は、筋肉痛がおきると思います。筋肉痛がおきるメカニズムはこうです。
トレーニングしたことによって筋繊維(きんせんい)が破壊され、それを修復するときに出る痛みといわれています。これが筋肉痛の正体です。
修復されることで筋肉量がは増え、筋肉自体がさらに強くなります。このしくみを「超回復」と言います。
したがって結論としては、「筋肉痛が出たら体幹トレーニングは休む」ことです。これは体幹トレーニングだけでなく、筋力トレーニングでも同じことが言えます。
ここまでをまとめます。
体幹トレーニングを行う
↓
筋肉痛がでなければできるだけ毎日行う
↓
筋肉痛が出たら休む
↓
筋肉の修復・強化(超回復)
↓
筋肉痛が出なくなったら毎日続ける
時間がないときの体幹トレーニングとは?
時間がなくてどうしても毎日できない時は、体幹トレーニングを分割して行うことをおススメします。
どういうことかと言うと、例えば今回紹介した9つの体幹トレーニングを3つに分けて、1日3つずつ、3日間で9つこなすという方法です。
この方法なら無理なく毎日できると思うので、あなたの筋力に合わせて調整して食てくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
バレーボールに有効な体幹トレーニングを紹介してきました。「コア」の運動を行うことで大きな筋肉の強化、小さな筋肉との運動をスムーズに行うことができます。
そして体幹トレーニングは、バレーボールに必要な体のバランスをよくするだけでなく、ケガをしにくい体を作れるのです。
また、これらのトレーニングは場所を取らないので、自宅で行うこともできます。自宅でこっそりと体幹トレーニングを行ってチームメイトを驚かせるのも面白いですね!
いい事だらけの体幹トレーニングにぜひチャレンジしてみてください!

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