親の身長って遺伝するの?バレーボールで背の高い選手の家系を調べてみた!
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バレーボールのような高い位置でのプレーが必要になるスポーツでは、身長が高い人のほうが有利ですよね。
では、その身長は何が決め手になるのでしょうか?よく、親の身長が高いと子供も高いという事をよく聞きます。
この記事てば身長が本当に遺伝するのかというテーマで紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
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Contents
身長って親から遺伝するの?
- 親が大きいからあの人も身長が高い
- 親が小さいからあの人も身長が低い
バレーボールでも、大竹選手のようにお父さんが206cmあって、子供の壱成選手も200cmあるのをみると、やはり遺伝ってあるのかなあと思いますよね。
他のバレーボールの選手でも、親と似たり寄ったりの身長の子供が多いように感じます。親が大きいと子供も大きい、それって本当なのでしょうか?
じつは身長の高い・低いは遺伝とは全く関係がない?
しかし実際は、親は身長が高いのに子供はあまり身長が伸びないということもありますし、逆に親は身長が低いのに子供は高身長というケースもあります。
調べてみるとこんな記事がありました。
石川県立看護大学病院の大木秀一先生によると、身長の遺伝の影響は9割だけど、心配することはないと言っています。
「身長は遺伝の影響が90%ほどとされていますが、両親の身長が低いからと言って、必ずしも子供も低くなるとは限りません。」
「人間の持つ身長が伸びる遺伝子が最大で10あったとして、たとえ両親が3ずつしか持っていなかったとしても、その子供には両親の“伸びる”遺伝子6つ分が受け継がれるケースもあるからです」
※石川県立看護大学教授の大木秀一氏のコメントを引用。
まとめると次の3つです。
- 遺伝の影響は9割だけどその内容が大事
- 低身長の親からでもプラスαで身長の遺伝子を受け取れる
- 高身長の親の遺伝子を受け継いでるのに 子の身長が低いのは環境の影響である
遺伝の影響は大きいですが、それですべてが決まるという事ではありません。身長が低い親からでもプラスαの遺伝子を受け取ることも可能だと話されています。
こう考えると、低身長の親でも身長が高い子供が生まれたり、逆に高身長の親から身長の低い子供が生まれたりすることに納得ができますね!
したがって親の身長が低いからと言って、なげく必要は全くないのです。
では身長が高くなるためのポイントは一体何なのでしょうか?次の章でその答えを紹介します。
身長は遺伝ではなく生活習慣が理由?
子供の身長が必ずしも親からの遺伝の影響を受けているわけではないのであれば、似かよった身長の家族が多いのは、一体なぜなのでしょうか?
それは、家族は生活習慣(食生活)が似ているからです。
同じ家で同じような生活をしている家族はほぼ生活習慣が同じですので、同じような身長になることが多いようです。
身長と遺伝は関係なし!では身長の決定要因とは?
前の項目でも書いたように、親からの遺伝的要因は不確定です。では、ほかにどのようなことで身長は決まっていくのでしょうか。
身長の伸びにはホルモンが大きく影響する!
人間の身長の高低は、下垂体からの成長ホルモンの分泌と、成長ホルモンを刺激する女性ホルモンの分泌によって決定されます。
これだけみると女性のほうが女性ホルモンは多いので、男性よりも身長が高くなると考えますよね。
じつは、女性ホルモンには次のふたつの働きがあると言われています。
- 身長が伸びるのを促す作用
- 骨端線の閉鎖を促して成長ホルモンをとめてしまう作用
したがって骨の成長が止まると身長の伸びも止まるという事です。

女性のほうが男性よりも女性ホルモンが多いので、成長が伸びる時期は男性よりも早いです。
しかし、男性よりも早く成長ホルモンを止めてしまうので、男性よりも女性のほうが身長が低い傾向がみられるのです。
成長ホルモンはいつ分泌されるの?
では「成長ホルモン」とは、一体いつ分泌されるのでしょうか?
じつは成長ホルモンは睡眠時に分泌されます。そのために思春期などの成長期には、十分な睡眠をとるようにといわれているのです。
また、必要な栄養素が不足していると身長は伸びません。
成長期にバランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動をすることで、身長が伸びる可能性を広げることができます。
親の身長から子供の身長を計算する式で確認してみよう!
両親の身長から、子供の身長を導き出す計算式は次の通りです。
- 男子の身長= (父親の身長+母親の身長+13)÷2+2
- 女子の身長= (父親の身長+母親の身長-13)÷2+2
ちなみに私の家族で計算してみたところ、ほぼ計算通りでした。
私(186cm) | 妻(164cm) | |
計算値 | 男子(183.5cm) | 女子(170.5cm) |
子供の実際の身長 | 息子(185cm) | 娘(169cm) |
ただし、この計算式はあくまでも目安です。なぜならば、すべてこの計算式にあてはめてしまうと兄弟がすべて同じ身長になってしまうのです。
また「伸びしろ」の最高値でもありませんので、あくまで参考としてみてください。実際に計算できるサイトは、こちらです。チェックしてみてください。
子供の身長が低いと心配な両親に朗報!
「とびた整形外科・内科クリニック」は長年こどもの低身長の治療に取り組んでいて、院長の飛田健治先生はこのように語っています。
「低身長は治療できる時代。諦めずチャレンジしてほしい。」
クリニックでは成長ホルモンの分泌量が少ないお子さんに、治療を行っているそうです。
治療は遅くとも、9歳頃にははじめるといいとのこと。10歳を過ぎると男性・女性ホルモンがそれぞれ分泌されはじめるので、早めに治療を始めることができれば、それだけ効果も出やすくなるそうです。
病院に掛からずとも自宅でできる方法があるので紹介します。
他の子と比べて背が低いことに悩んでいるご両親には、ぜひ読んでほしいですね。
身長が伸びると言われる都市伝説は本当なの?
身長が伸びると言われる俗説や都市伝説はあなたも聞いたことがあると思います。この章では以下の3つについて、紹介します。
- 牛乳を飲むと身長が伸びる
- ジャンプ系の運動をすると身長が伸びる
- 筋肉を鍛えすぎると身長が伸びない
では、ひとつずつ見ていきましょう。
牛乳を飲むと身長が伸びる
牛乳を飲むと身長が伸びるという話はよく耳にするかと思います。しかし、牛乳だけをたくさん飲んだだけで身長が伸びるということはありません。
いくらカルシウムを多くとっても、カルシウムは骨の密度をあげる栄養素です。身長を伸ばすためには、カルシウムと一緒にタンパク質を摂取することが必要です。
また、このカルシウムとタンパク質を吸収するためにはビタミンやマグネシウムも重要な役割を果たします。
それだけ食べたり飲んだりしただけで身長が伸びるというものはありません。
ジャンプ系の運動をすると身長が伸びる
ジャンプ系の運動をたくさんすると縦方向に力が働き、身長が伸びるのではないかということで、「バレーボールをすると身長が伸びる」という話を聞きます。
また、ジャンプを何度も行う競技でプロになる人には身長が高い人が多いため、このように言われることがあるそうです。
しかし、ジャンプをしたことによって身長が伸びるといった科学的根拠は特にありません。
バレーボールをすると身長が伸びるのか?知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
筋肉を鍛えすぎると身長が伸びない
「筋肉をつけると身長が伸びない」という話は本当でしょうか?
これは筋肉をつけると筋肉が太くなって骨をおさえつけてしまって、骨の成長をそがいするのではないかと考えられたからだそうです。
しかし実際は、筋肉が骨をおさえつける力よりも骨が成長する力のほうがはるかに強く、抑制されることはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
身長が高い・低いことは親からの遺伝との因果関係はあまりないという事を紹介しました。「親の身長が低いから子供も低いのだ」と考えていたあなたも決して気落ちすることはないのです。
まずは食生活を含めた普段からの生活習慣を見直して、規則正しい生活を送るようにしましょう。
もし、あなたがこのふたつに当てはまるなら、サプリメントで食事の補助をする方法もおすすめです。
- 毎日の食事の栄養バランスに不安がある
- 高身長になるための栄養源を摂取したい
ぜひ生活に取り入れてみてください。
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