ビーチバレーのルール!押さえておきたい6人制バレーとの違いとは?
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ビーチバレーってどんなルール?と聞かれたら答えられますか?

こんな答えが返ってきそうですが半分正解で、半分はハズレです。
この記事はビーチバレーと6人制バレーとの違いや、詳しいルールを探しているあなたに向けて書いています。
ぜひ最後までお付き合いくださいね!
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Contents
インドア(6人制)との主な違いは?
6人制のインドアバレーボールと、ビーチバレーではどこが違うのでしょうか?大きくは以下の10点が異なっています。
- ブロックのワンタッチをカウントする
- 特定のローテーションはない
- コートチェンジがこまめにある
- 控えの選手がいないので選手の交代がない
- 雷や豪雨、強風など危険な天候の場合は中止となる
- トス以外でのオーバーハンドパスは基本的には禁止
- タイムアウトの回数が異なる
- 使用するボールが異なる
- ユニフォームの形に決まりがある
- コートサイズが小さい
ルールが同じようでも、挙げてみるとこれだけ違いがあるのです。ぜひ頭に入れておいてくださいね!それではビーチバレーのルールについて項目ごとに詳しく説明します。
ビーチバレーのルールについて
ビーチバレーは砂地で開催され、2人1組のチームで対戦して行うバレーボールです。選手の交代がないため、負傷した場合は治療時間として5分間与えられます。
しかし、それでも試合続行が不可能となった場合はそのチームの負けとなってしまいます。
ビーチバレーのコートや用具
【コートサイズ】
長方形の16m×8m(サイドラインとコートラインの幅を含める。)これはインドアのコートと比べると1mずつ小さくなっています。
それから、エンドラインから5m~6mのコート外のスペースを設けること。石や岩、貝殻などけがをしてしまうものはコートから取り除きます。
【ライン】
耐久性に優れていて、わかりやすい色を用いてラインをかきます。アタックラインとセンターラインはありません。
【ネット】
8.5m×1m
水平線上下に5~8cm幅のバンドがついたものを使用します。
- 男子のネットの高さは2.43m
- 女子のネットの高さは2.24m
【サイドバンド】
コートラインと同じ幅の5~8cm、長さ1mで色付きのものを用います。ネットの両サイド、サイドラインの真上に、ネットに対して垂直に取り付けます。
【アンテナ】
長さ1.8m、直径10mm、赤と白のストライプ模様のものを使用します。
【ボール】
ビーチバレーのボールは、屋内のバレーボールで使用されるボールよりも色鮮やかなボールが使用されます。
太陽の光がまぶしい屋外であっても目立つ色のボールです。材質や重さは屋内のバレーボールで使用されるボールと変わりません。
しかし少しだけ大きく、また、内気圧が30%ほど低くなっていてやわらかめになっています。
ビーチバレーのチームの構成とは?
チームの構成人数は2人のみで控えの選手はいません。
2人のうちどちらかがチームの代表・キャプテンとなって試合前後のスコアシートにサインをしてコイン・トスに立ち会うことになっています。
ビーチバレーのゲーム進行上のルール
ビーチバレーのゲーム進行上のルールは次の通り。
- ゲームはラリーポイント制
- ボールがコート内に落ちれば1点
- 返球は最大3回まで
- ブロックは1回とカウント
- 両チームの得点合計が7の倍数でコートチェンジ
まず、ゲームはラリーポイント制であり、相手チームのコートへスパイクやサーブを決めた際には点を取ることができます。
また、その逆で決められたときや返球ミス、反則をした場合は相手チームに点数が入ります。ボールがエンドラインやサイドラインに触れていれば、ボールはインと判断されます。
相手コートへは最大3回までで返球を行い、体のどの部分にボールが触れても大丈夫です。
ブロックタッチは1回と数えられます。しかし、相手と同時にボールに触れた場合はカウントされません。
ビーチバレーのポジションやプレー
コート内のポジションは自由で、特に定められているフォーメーションというものはありません。ただし、サーブが打たれたときにコート内にいなければ反則です。
相手コートへの返球は最大3回までで、同じ選手が連続してボールに触れてはいけません。
ブロックでのワンタッチの時のみ、ブロックした選手がその後連続してボールに触れても反則にはなりませんが、1回にカウントされます。
ビーチバレーのローテーションについて
屋内のバレーボールのようなローテーションはありません。いつでも2人のうちアタックが得意な選手が打ち続けることも可能です。
ローテーションはありませんが、サーブは自分のチームにサーブ権が回ってきた場合交互に打ち、サーブ権が相手チームに移行するまで同じ選手がサーブを打ち続けます。
そして、次にサーブ権が自分のチームに移行してきたときは、先ほどサーブを打ってないほうの選手がサーブを打ちます。
ビーチバレーのコートチェンジについて
風や太陽の光の影響を直接受けてしまうので、屋内のバレーボールよりも小まめに行われます。
1セット目と2セット目は、両チームの点数の合計が7の倍数になった際にコートチェンジします。
3セット目は15点マッチなので、5点ごとにコートチェンジを行います。
ビーチバレーの得点および勝敗は?
ビーチバレーは3セットマッチで、2セット先取したチームの勝利です。1セット目と2セット目は21点、3セット目は15点先取です。
タイブレイクになった場合は、2点差がつき次第そのセットは終了です。
ビーチバレーの反則とは?
基本的にはインドアの6人制のバレーボールと同じです。ただし以下の3点は異なる点であり、ビーチバレーでは反則です。
- 拳を開いた状態での指の腹を用いたフェイント
- 肩の線に直角方向以外のオーバーハンドパス
- 試合前に提出した順番以外のサーブ順
ビーチバレールールのQ&A!
ビーチバレーのルールのQ&Aについて答えます。


台風などの強風や雷雨など選手に危険が及ぶような天候の際には、中止になることもあります。
ビーチバレーは屋外で行うので、雨が降ったときや太陽がまぶしい時など、さまざまな環境要因に対して柔軟に対応する必要があります。


しかし、同じプレーヤーの別の部位に連続で当たってしまうと反則になるので注意しましょう。(ダブル・コンタクト)


ただし、トスや相手の強いアタックをオーバーハンドパスでカットすることは反則にはなりません。
屋内のバレーボールよりも厳しくチェックされ、肩の線に対して直角方向のみ可能など気をつけることあります。少しでも指先がばらついてしまうとダブルコンタクトをとられてしまいます。


ビーチバレーは屋内のバレーボールよりも人数が少なく、フェイントは高確率で点数につながってしまうため禁止されています。


ワンタッチも含めて3回で相手チームにボールを返さなくてはいけません。ただし、ブロックしたプレーヤーは連続してボールに触れることはできますが、2カウウントと数えられます。
ラリーが続きにくくなってしまうため、ブロックにとぶことも戦略としてよく考えなければいけません。


特に、ブロックでのオーバーネットも反則となってしまうので注意が必要です。
ビーチバレーで勝つための戦略とは?
ビーチバレーで勝つための戦略を紹介します。
身長の低い選手にサーブレシーブをさせる
ビーチバレーは選手が2人のみでローテーションがないので、2人でレシーブとトス、スパイクの動作をしなければなりません。
同じ人が連続でボールに触れることはできないということは、逆にいえばスパイクを打たせる選手をサーブ権があるチームが決められるという事です。
つまり、身長が低い選手や、スパイク能力が低い選手にサーブレシーブをさせれば必然的にこの選手がスパイクを打ちます。
つまり、スパイク能力が低い選手にスパイクを打たせるように仕向けるのです。強いアタックが打たれることを防ぐ作戦です。
自然を利用する
屋外の状況を最大限に生かすのも、ビーチバレーで勝つための戦略のひとつです。ポイントは次のふたつ「風」と「太陽」です。
風と太陽を味方につけることは、ビーチバレーならではの大切な要素です。例を挙げてみます。
- 高い位置のサーブで風の影響を受けるように打つ
- 太陽にボールが重なるように打つ
これらの自然状況をうまく利用して、相手のチームがサーブカットをしにくいようにすることも勝つための戦術のひとつです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ビーチバレーのルール、6人制バレーとの違いを紹介してきました。ビーチバレーは近年、人気が高まっているスポーツです。
ビーチバレーの試合を観戦するもよし、あなた自身がプレーヤーとして競技に参加するもよし、まずはルールの疑問をしっかりと解消して、ぜひビーチバレーを身近に感じてください。

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