アキレス腱が痛い!痛みの出る原因は?自宅でできる治療方法とは?
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アキレス腱が痛い!ピキッときた!
突然のアキレス腱の痛み、心配ですよね。
理由はともかく、アキレス腱の断裂が怖いです。そうならないためにもアキレス腱の痛みの対処方法をアキレス腱断裂の経験をもつ管理人が紹介します。
ぜひ最後までお付き合いください!
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Contents
アキレス腱の痛みの原因とは?
主にアキレス腱の痛みの原因とは何でしょう?
- ストレッチ不足で運動した
- 急に運動した
- 過度の運動
- 体全体が疲れている
- 普段より歩きすぎた
- 何となく痛みが出た
など、いろいろあると思いますが、大きく分けるとこの2つに集約されるでしょう。
- 運動が直接の原因
- 運動以外での原因
ひとつめは運動が直接の原因の事例です。
- 普段あまり運動していないのに急な運動をした
- 楽しくてつい運動をやりすぎてしまった
- ストレッチを全くせず運動した。あるいはストレッチ不足
こんな動きをすると普段あまりストレスが掛かっていないアキレス腱に痛みが出ることもありますよね。アキレス腱が「伸ばされること」によってストレスが加わり、炎症を起こしてしまうのです。
また、アキレス腱に直接かかるストレス以外にも痛みが出る場合もあります。
もうひとつは運動以外が原因となっている事例です。
- あまり運動していないのにアキレス腱に腫れや赤みが出た
- 階段や上り坂を上がると痛みがでる
- 普通に歩くだけでも痛い
「運動していないのになぜ痛みが出るのだろう?」
この様に思うかもしれませんが、こんなケースでは体全体が疲れていて、直接アキレス腱にストレスが掛からなくても、免疫力が低下して痛みが出ることもあります。
アキレス腱を断裂する原因となった兆候とは?
私には「アキレス腱の痛み」→「アキレス腱断裂」の経験があります。
私はよく運動する方で、普段バレーボールとか楽しんでいますが、とくに運動前には入念なストレッチを行います。
それでもある日、アキレス腱に痛みが出てなんでだろうな~と思いましたが、さほど気にせず地区の運動会の日を迎えてしまったのです。
あえて言うならば、その時は仕事やプライベートが本当に忙しくて、なかなか体を休めることができずに疲れを感じていました。
運動会でリレーの代表になっていた私は、アキレス腱の痛みを感じながらも入念にストレッチを行い、リレーに臨んだのです。
しかしその判断は間違っていました。
アキレス腱の痛みを抱えつつ全力疾走した私は、突然誰かにかかとの裏側を蹴られた感覚に襲われたのです。
そして次の瞬間、「ブチッ」と鈍い音がして、「あっ!切れた!」そう思った直後、足が裏返り転倒、そのまま救急車で病院直行となりました。
いつも以上にストレッチを行い、ウォーミングアップも十分に行ったはずなのに、それでもアキレス腱を断裂してしまいました。思えばアキレス腱の痛みの原因は「カラダの疲れ」だったと思います。
この教訓からアキレス腱に痛みがある場合は、必ず原因があるので対処することが断裂を防ぐために必要なことだと経験したのです。
では「アキレス腱の痛み」がある場合の対処方法を紹介します。
対処方法はどうする?自宅でできる治療方法とは!
自宅でできる方法を調べてみました。いろいろありますね!
- ストレッチ
- 指圧やマッサージ
- 消炎鎮痛剤、湿布の使用、痛み止めの内服
- アイシングで冷やす
- テーピング
- 痛み止めの内服
ではそれぞれ見ていきましょう!
アキレス腱のストレッチ
アキレス腱が痛い場合、腱組織が細かな損傷をしています。
通常であれは細かな損傷は血流により栄養を行き届けることで修復していきますが、炎症を起こしているとアキレス腱が固くなり、血流が乏しい状態です。
そのため、なかなか損傷した組織が回復しないので、血流を改善するためストレッチやマッサージが有効です。
スポーツクリニックの先生で、私がおススメの方法と同じ動画を見つけましたので紹介します。
それではアキレス腱のストレッチの方法をご覧ください。
痛みがある方の足うしろ側に伸ばし、おしりから足首まで一直線になるようにします。ポイントは伸ばした足の膝を曲げないことです。
膝を伸ばした状態で前の方に体重を掛けます。この時伸びている感じがするのは、ふくらはぎの上の方です。腓腹筋(ひふくきん)という筋肉を伸ばしていきます。
かかとを内側にずらして同じように伸ばします。終わったら今度はかかとを外側にずらして同じ動作を行います。伸ばしている時間は30秒から1分くらいで、痛みが和らぐまで毎日行ってください。
ただしアキレス腱を伸ばしすぎることで症状が悪化する場合もあります。
伸ばすことになり強い痛みを感じるときは、炎症を悪化させる場合もありますのでストレッチを中止してください。
アキレス腱の指圧やマッサージ
次にアキレス腱のマッサージの方法について紹介します。
指などでダイレクトに筋肉や腱に圧を加えてマッサージする方法です。
アキレス腱を指で直接つまんで横方向に優しくマッサージします。かたい部分があると思いうので、そこをしっかりとやわらかくなるまでほぐしてあげましょう。
痛みや違和感があるときは無理をせずマッサージを中止してください。
消炎鎮痛剤、湿布を使用する。辛いときには痛み止めの内服も!
アキレス腱に痛みや炎症があるならば、消炎鎮痛剤を塗り込んだりや湿布を貼ることも有効です。
なかなかストレッチやマッサージがうまくできない、時間が取れずにやる暇がないという場合は、普段の生活の中でできることをお試しください。
また、できるだけ足首を伸ばさないように、かかとの高い靴を履いたり、靴の中に中敷きを入れてアキレス腱への負担を減らすことも普段できることのひとつです。
痛みを常時感じる場合は、一時的な痛み止めの内服も有効です。
アイシングで冷やす
アキレス腱のアイシングは痛めた直後に有効な方法です。
スポーツ中や直後、アキレス腱に痛みを感じたら有給処置としてアイシングをおススメします。
氷水(こおりみず)の入った氷のう(アイシングバッグ)を痛めたアキレス腱に5分ほどあてがうことで、かなり炎症はおさまると思います。※ビニール袋でも代用可
アイシングバックはひとつ持っていると、万が一のケガやねんざの時に非常に役に立ちます。もし持っていなかったら買い求めておくと良いでしょう。
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アキレス腱に腫れが見られるときにはバケツに氷水を張って、その中に足を突っ込んで冷やしてください。
日常の痛みのケアならば、消炎鎮痛剤や湿布の使用で十分です。
サポーターを使う
アイシングでしっかりと冷やした後は、サポーターなどでふくらはぎや足首を固定して、負担を軽減させることが重要です。
サポーターを使わずにそのまま改善させることもいいですが、サポーターを使用したほうが明らかに症状の軽減や回復スピードに差が出ますので使用をおススメします。
アキレス腱に特化したサポーターがいいです。個人的におススメなのがザムスト(ZAMST)のサポーターです。
「ザムスト」は医療メーカーであり、主に整形外科向け製品を開発・製造するスポーツ向けケア製品のブランドなので、個人的にはこちらが信頼できていいと思います。
ZAMST ザムスト 足首サポーター A1ショート(ミドルサポート)左右別タイプ
テーピングで固定する
スポーツによりアキレス腱に痛みや炎症が出た場合、痛みが強いため競技を中止しないといけませんが、テーピングを行うことで競技を続けたり痛みを和らげることができます。
私も痛みが出た時にこの動画の方法でテーピングを行っています。同じくスポーツクリニックの先生の指導なので信頼できる方法です。
今回は「キネシオ」でのテーピング方法を紹介します。
「キネシオ」とは、患部を固定するのではなく、伸びすぎた、あるいは収縮しすぎた筋肉に沿って貼る、患部の治癒を助けるテーピング用テープの一つです。
動画の中でも使われていた「50mm幅」がおススメです。
アキレス腱の痛みをおさえるために大切なこと
以上、自宅でできる治療方法を紹介しました。ただしこれらの方法はあくまで外的な対処方法です。アキレス腱の痛みを解消するには次のことも大切です。
- 運動を控える
- 睡眠と栄養をしっかりとる
- 安静が最も重要
アキレス腱に痛みを感じるときは運動を控えて、睡眠と栄養をしっかりとりましょう。何より痛みが引くまで安静にすることが最も重要です。
痛みが続くときには病院で治療する!
痛みが続くときは無理をせず、病院に行きましょう。
アキレス腱断裂の心配があるのなら病院へ!
アキレス腱の痛みが続く場合は、アキレス腱炎かアキレス腱周囲炎などの疾病が考えられます。
こんな時はけっして無理をせず、まず運動をしばらく休むことが大切です。痛みが続くときには、病院(整形外科など)で検査を受けるようにしましょう。
「そのうち治るだろう」などと安易な気持ちでスポーツを続けると、私のようにちょっとした強い衝撃でアキレス腱を断裂するかもしれません。
断裂の心配があるのなら病院に行くのが安心です。ぜひ予防の知識や対処の方法を先生に聞いてみましょう!
病院選びはどうしたらいい?
アキレス腱が痛いときの病院選びはどうしたらいいでしょう?
整形外科、鍼灸院、整体、接骨院、カイロプラクティックなどさまざまにクリニックでアキレス腱の治療はできます。あなたが競技スポーツと無縁なら上記の治療院に通院すればいいと思います。
しかし競技スポーツを行っているならば、スポーツクリニックなど専門の病院を選びましょう。
特にスポーツクリニックの中でも、アキレス腱や前十字靭帯などに特化したクリニックやドクターがいる病院がおススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アキレス腱に痛みを感じたときに自宅で行う治療方法について紹介してきました。
ぜひお試しくださいね!
私はアキレス腱が痛いのに放置のうえ無理をしてしまったため、アキレス腱を断裂してしまいました。
あなたにはそうなってほしくないので、ぜひ自宅でできる方法を試してみて、それでも痛みが続くようであればぜひ治療院で受診してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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