スポーツやビジネスで使える絶対に教えたくない目標設定の例はコレ!
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あなたはお正月や新年度に1年の目標を立てたことはありますか?
そしてその目標は達成できていますか?
おそらく一度も達成するどころか、立てた目標すら忘れてしまっているのではないでしょうか?
これには理由があります。
それは目標設定の方法を間違えているからなのです。逆に言えば、正しい目標設定をすれば、目標は達成できるということなのです。
これまで18年間スポーツ少年団を指導してきた管理人も、この方法で子供達の大会優勝の目標設定を行っています。
ビジネス(仕事)やダイエットにも共通する目標設定の例なので、ぜひ最後までお付き合いください!
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Contents
目標設定とは?
目標とは、例えば次のようなものでしょう。
- 今度の大会で優勝する。
- 来月の営業成績のノルマは1,000万円以上。
- 半年で10キロダイエットする。
目標設定の意味は、「欲している未来を設定すること」です。
目標を持たずに競技スポーツやビジネス、ダイエットを行ったとしても、それは目的地を設定せずに車で走っていることと同じです。
いつまでたっても目的地にはたどり着かないのです。
これまでの目標設定の例は「目標を立ててそれに向けて頑張れ!」というものでした。
しかし正しい目標設定の仕方を知らないと、現実的でない高すぎる目標設定をしてしまったり、形だけで自分が心から達成したいと思っていない目標を立ててしまったりしがちです。
間違った目標設定をしてしまうと「やっぱり自分には無理だ。できない」なとど思い、モチベーションも下がってしまいます。これを何度か繰り返すうちに目標を設定したことさえ忘れてしまうのです。
では、正しい目標設定の例とはどういうものでしょうか?
結果の出る目標設定の立て方とは!
ポイントは以下の通りです。
- まずはゴール(欲しい結果)を決める
- 目標はいつまでに達成したいかという期日を設定する
- 達成したい目標、ゴールを文字で書きだす
- ゴールを達成するため何が必要か分析をする
- ルーチンを考える
- 誰かに助けてもらう
詳しく見ていきましょう!
まずはゴール(欲しい結果)を決める
まずは達成したい目標、ゴールを決めましょう。設定のコツは「目標が具体的」であることです。
例えば単純に「大会に参加して勝利する」「営業を全力で取り組む」「ダイエットで痩せる」といったものだとあいまいで、どこを目指すか明確になっていません。
上記の例であれば「県大会で優勝する」「営業で売上1,000万円」「10キロダイエットする」というように具体的に、できれば数字を入れて設定するとよいでしょう。
目標はいつまでに達成したいかという期日を設定する
具体的な目標が決まったら、次は期日です。いつまで達成するか決めましょう。
「半年後の県大会で優勝」
「来月売上1,000万円」
「半年で10キロダイエット」
期日を決めたら書きだします。
達成したい目標、ゴールを文字で書きだす
達成したい目標やゴール、期日が決まったら形で表します。コツは4行で書くことです。
例.
私は
2019年〇月〇日に
□□□□□を達成します
ありがとう
ポイントは、
私は、(覚悟を決める)
2019年〇月〇日に(期日を決める)
□□□□□を達成します(決意を示す)
ありがとう(感謝することにより支援者が出てくる)
まずは達成したい目標やゴールを紙に書き出しましょう。
ゴールを達成するため何が必要か分析をする
- 心(メンタル)
- 技(方法論・やり方)
- 体(健康)
- 私(生活)
ゴールを設定したら、この4要素で分析をします。自分の心に問いかけてみてください。
心(メンタル)どうかなあ?
本気で目標を達成したいと心から思っているか?
技(方法論・やり方)
目標を達成するためにもっと良い方法はないか?
あるいは技術的な方法はないか?
体(健康)
目標を達成するための体調はどうか?
睡眠、食事、ストレスをコントロールできている?健康でなければ目標達成の意味はない。
私(生活)
私生活は乱れてないか?
私生活に不安があると目標達成の足かせになる。早寝早起き、規則正しい生活をこころ掛けましょう。
実は、この4つの要素でふるいにかけると目標を達成するために足りないものが自然に出てきます。
そして分析の結果、出てきた足りないものを全て出して紙に書き出します。とにかく思いついたものを全て書き出しましよう。
ルーチンを考える
ルーチンとは集中力を高めるために習慣的に繰り返す行動のことです。スポーツの世界ではラグビーの五郎丸選手や野球のイチロー選手が有名ですよね。
結果を出すために集中力を高め、習慣的に繰り返す動作で心を落ち着かせ、最大限のパフォーマンスを発揮します。
あなたに置き換えると、設定した目標を達成するために毎日繰り返す行動を決めることです。
スポーツの例であれば
- 筋トレ、体幹を鍛える
- ジムに通う
- スポーツ少年団、クラブチームに入る
ビジネスの例であれば
- 報・連・相を徹底する
- ToDoリストを作る
- 短期・長期計画を立てる
ダイエットの例であれば
- 糖質制限をする
- ウォーキングを始める
- ジムに通う
などです。
それがあなたのルーチンとなり、最低で21日間連続で行動を継続すると習慣として定着し、当たり前の行動になります。ルーチンが定着すると、あなたの目標達成は限りなく実現に向かいます。
誰かに「助けて」もらう
信じられないかもしれませんが、目標を達成するために努力し、頑張っていると必ず支援してくれる人が現れます。
誰かに助けてもらうという表現をすると他力本願のように聞こえますが、あなたが本気で目標を達成する思いが強いほど支援者が現れて手助けしてくれるのです。
逆に言えば、テキトーにやっている方には支援者は現れません。他力本願や中途半端に物事に取り組んでいるなら誰も支援しようとは思わないからです。
スポーツであれば
- 指導者(コーチ)と巡り合える
- スポンサー(資金援助)がついてくれる
- 快適な練習環境を与えてくれる
ビジネスであれば
- メンター(仕事上の指導者)と巡り合える
- 銀行から融資を受ける
- 投資してくれる人が現れる
ダイエットであれば
- 経験者からアドバイスをもらう
- インストラクターと巡り合える
- 彼氏(彼女)が応援してくれる
スポーツでもビジネスでもダイエットでも本当に頑張っている人を見ると応援したくなりますよね。
それと同じで、あなたが本当に目標を達成するために最大限の努力をしていると不思議と支援してくれる人が現れるのです。
目標と目的の違いとは?結果に差が出るモチベーションの高め方!
目標と目的の違いとは何でしょう?
「目標も目的も同じようなものじゃないの?」
そう思ったあなたはやばいです!
なぜなら目標と目的を強烈に理解することで常に高いモチベーションを発揮することに大きな影響を及ぼすからです。
今までの目標設定の方法は、とにかく目標を立てることに重心が置かれていました。
しかし目標を立てることにばかりに目が行って、肝心な目的を忘れてしまっていることが多いです。
大切なことは目的1番、目標2番です。これが健全なモチベーションの高め方です。
例を紹介しますね。
母子家庭の高校生の例です。
(目標)バレーボールで日本一になる。
(目的)親孝行
医者を目指している若者の例です。
(目標)東大合格して医者になる
(目的)アフリカの子供の命を救う
どうでしょう?
自分がなりたい目標よりも目的を主体に置いたとき、より達成できる可能性が高まりませんか?
目的は方向、目標は距離です。
今までの教育は「目標設定」ばかり言って距離ばっかり測るから方向が分からずシンドくなってしまう。
目的1番、目標2番で目指す方向と距離を明確にすれば人は迷わなくなります。
管理人の私がこのことを強烈に実感した例を紹介します。
なでしこジャパンの例です。
忘れもしない、2011年3月に東日本大震災が発生し、これまでに経験したこともない未曽有の大惨事で日本全体が閉塞感に包まれていました。
なでしこジャパンもワールドカップを目前に控えていましたが、もうスポーツどころではない、そんな雰囲気が日本全国に漂っていました。
あなたは覚えているでしょうか?
そういう雰囲気が漂うなか、当時のなでしこジャパンの澤穂希(さわ・ほまれ)選手がテレビのインタビューで言った言葉を。
この言葉です。
「なでしこジャパンはワールドカップで優勝し、東日本大震災の被災者や日本の皆さんに勇気と元気を与えたい!」
こう言って澤穂希(さわ・ほまれ)選手がポロッと涙を流したのです。
当時のなでしこジャパンの順位はせいぜい良くても世界の4位。ワールドカップの優勝など誰も予想していませんでした。
しかし結果はどうでしょう?
宿敵アメリカを破って悲願のワールドカップ優勝です!
しかも最後はPKですよ!PKなんて実力よりも運の要素が高い、それでも優勝したのです。これは澤穂希選手がテレビで宣言した瞬間にスイッチが入ったのです。
「ワールドカップで優勝する」→目標
「被災者や日本の皆さんに勇気と元気を与えたい」→目的
あのなでしこジャパンの優勝で被災者や国民がどれだれ勇気をもらったことか、今思い出しても胸が熱くなります。
やはり目的1番、目標2番に設定することが、健全なモチベーションを高める方法として大切です。
達成目標を作る!
達成目標とは?
あなたが自分で価値を感じて、人から言われずとも勝手にモチベーションが上がり、自分から勝手に行動に移してしまう目標設定のことです。
達成目標は4観点を組み合わせて作る
目標達成するためには、そのときの感情と気持ちをセットで描くとモチベーションが高まります。自分のことばかり考えず、他社、社会のこともバランスよく考えることが大切です。
4観点とは?
- 自分が達成したい目標やゴール(私有形)
- 自分が目標を達成したときの気持ち(私無形)
- 自分が目標を達成したときの社会への効果(社会他者有形)
- 自分が目標を達成したときの社会の感情(社会他者無形)
では実際に作ってみましょう。あなたの達成目標を紙に書き出してみてください。
これはあなたの達成したい目標やゴール、期日が入った言葉を書きます。この章で作った言葉ですね。
→ 達成したい目標、ゴールを文字で書きだす
1の目標やゴールがかなった時の気持ちや感情を書きましょう。達成できたその時、あなたは一体どんな気持ちになっているでしょう?
以下の例を参考に書いてみてください。
有形
成績、順位、表彰、地位、役割、お金、情報、時間など
無形
気持ち、感情、意欲、誇り、姿勢、態度、理想、脂質など
1の目標やゴールがかなった時、あなたを除いた他者(社会)がどんな効果を得られるでしょう?書いてみてください。
1の目標やゴールがかなった時、あなたを除いた他者(社会)がどんな感情や気持ちになっているでしょう?私(自分)と社会他者の例を参考に書いてみてください。
私、親(両親)、きょうだい、親せき、コーチ・監督、師、職場・仲間、地域社会、友人、配偶者など
いかがでしょうか?最初は少し難しいかもしれませんが、何度か書いていると楽しくなってくると思います。
4つ観点から目標を設定すると、他人と比べられたりしないので内発的な動機付けができるため、やる気・意欲・モチベーションが高まります。
なんとなくワクワクして目標を達成できると感じてきませんか?1の自分だけの目標・ゴールだけだと挫折してしまう確率が高いです。
4つ観点をバランスよく考え、他人や社会のことも考えて行動することで目標の達成が現実味を帯びてくるのです。
では、スポーツやビジネス(仕事)、ダイエットでの4観点の例を紹介します。
スポーツでの4観点の例
1.主に自分のことで有形の目的目標(私有形)
- 県大会(バレーボール)で優勝する
- キャプテンに選ばれる
2.主に自分のことで無形の目的目標(私無形)
- 達成感を味わえる
- 大きな自分を手に入れられる
- 仲間から信頼される
3.主に自分を除いたことで有形の目的目標(社会他者有形)
- 監督を胴上げし優勝監督にする
- 仲間で優勝した写真を撮り最高の記念になる
- チームの仲間に自信がつき練習の質が上がる
4.主に自分を除いたことで無形の目的目標(社会他者無形)
- 親に感謝し恩返しができる
- 家族やみんなが喜んでくれる
- 地域に夢を与えることができる
ビジネス(仕事)での4観点の例
1.主に自分のことで有形の目的目標(私有形)
- 1月の売上1,000万円
- 給料、ボーナスが増える
- 仕事のスキルが向上する
2.主に自分のことで無形の目的目標(私無形)
- 自分の仕事に誇りを感じる
- 達成感に包まれる
- 自分に自信がつく
3.主に自分を除いたことで有形の目的目標(社会他者有形)
- 会社の売上が上がり利益も増える
- 会社の顧客満足度が上がる
- 従業員のスキルが向上する
4.主に自分を除いたことで無形の目的目標(社会他者無形)
- 家族が両親が安心する
- 従業員のやる気が高まる
- お客様が元気になる
ダイエットでの4観点の例
1.主に自分のことで有形の目的目標(私有形)
- 半年間で10kgダイエットする
- 痩せてキレイになる
- なりたい自分になれる
2.主に自分のことで無形の目的目標(私無形)
- 彼氏(彼女)から褒められる
- 健康になカラダになる
- 洋服のオシャレができる
3.主に自分を除いたことで有形の目的目標(社会他者有形)
- 成功すると周りの目が変わる
- 悪口や変なあだ名を言われなくなった
- すれ違いに視線を感じるようになる
4.主に自分を除いたことで無形の目的目標(社会他者無形)
- 家族が両親が安心する
- 彼氏(彼女)が喜んでくれる
- 友達も「私もできる」という自信がつく
われわれ人間は見えるものを追いかけながら、その時に得られる感情や気持ちを欲しいと思う生き物です。何を得たいかと、その時の気持ちがどうかをセットで描くと非常にモチベーション、自分の内発的な感情が高まるのです。
達成目標を作りましょう!
それではこれまでのワークを踏まえて達成目標を作りましょう!
ポイントは4つ。
- 主語を私にする
- 達成期日を入れる
- 目標と目的を入れる
- 感謝の気持ちを含んでいる
これらを設定すると目標達成に直結する具体的な行動が見えてきます!
大切なことは頭の中でしっかりと作文を作ることです。そうするとやる気と意欲、モチベーションをわかせやすくなります。では作ってみたください。
あなたの達成目標:
達成目標の例
達成目標の例を紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
【スポーツ編】
私は2018年9月の県大会で優勝し、
- 親たちに喜びと感動を与え、感謝して恩返ししてバレーボールのすばらしさを実感しています。
- チームの仲間に自信がつき、大きな達成感を味わっています。
- 監督を胴上げし優勝監督にします。
ありがとう!
【ビジネス編】
私は2018年12月31日に、12月の営業売上1,000万円を達成し、
- 自分の仕事に誇りを感じて達成感に包まれています。
- 給料が上がり家族が安心しています。
- 会社の売上が上がり利益も増えて従業員のやる気が高まっています。
ありがとう!
【ダイエット編】
私は2018年7月31日までに、体重10kgのダイエットを達成し、
- 痩せてキレイになり彼氏(彼女)から褒められ成功を喜んでいます。
- 健康なカラダになり家族や両親が安心しています。
- 周りからもよく見られオシャレを楽しんでいます。
ありがとう!
やる気、意欲、モチベーシヨンが高まり、ワクワクしながら目標達成することを楽しんでくださいね!
挫折しそうになった時の対処方法とは?
立派な達成目標を立てても行動しなければ意味がありません。
とは言っても人間は怠ける生き物です。
目標達成を目指す上で「予想される問題点」をあらかじめ予想して、それに対する「解決策」を出しましょう。
解決策を作っておくことで問題が発生したときの対処が明確です。うまくいかないと感じたらここに書いた対処方法を行って目標達成できるよう取り組んでみてください。
・心(メンタル)
問題点:
解決策:
・技(方法論・やり方)
問題点:
解決策:
・体(健康)
問題点:
解決策:
・私(生活)
問題点:
解決策:
まとめ
いかがでしたでしようか?
目標達成までの道のりが見えてきたではありませんか?
管理人が監督を務めるスポーツ少年団では、まだ優勝という目標は達成できていませんが、確実に子供たちの意識が変わり、練習に取り組む姿勢も変わりました。このまま行けば達成は近いでしょう。
今回はスポーツとビジネス、ダイエットでの例を紹介しましたが、ぜひ自分の置かれた環境にあてはめて設定してみてくださいね!
そして作った達成目標は常に目の見えるところに貼り、最低でも1日1度は目標を見て復唱しましょう。
カバンに入れて持ち歩くのもいいです。
そして少なくとも21日間は継続して毎日続けることで習慣となり、あなたの潜在意識に達成目標がインプットされ、目標を達成するための行動に変わります。
なぜ21日間かというと、行動心理学では「21日間継続すると習慣化する」』と言われているからです。
信じられないかもしれませんが、だまされたと思って行ってみてください。
それではあなたの目標が達成できることを祈っています。
ありがとうございました!

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