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ママさんバレーとは?どんな競技でいつから始まったの?

 2019/03/29 ママさんバレー
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ママさんバレーとはどんな競技なのでしょうか?

言葉をそのまま訳せば「ママさん達がやっているバレーボール」だと思います。しかし、ママさんバレーは奥が深いスポーツなのです。

この記事は、最近ママさんバレーを始めた、あるいはママさんバレーってどんな競技なの?という情報を探しているあなたに、ママさんバレーと呼ばれるようになった理由や、その歴史について紹介しています。

ぜひ最後までお付き合いくださいね!

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ママさんバレーとは?

ママさんバレーとは、参加資格を満たした女性が集まっておこなうバレーボールのクラブ活動のことです。このクラブ活動を「家庭婦人バレー」と言われることもあります。

今では「ママさんバレー」という言葉をきいたことが一度もないという人はいないのでは?というほど日本に定着しています。

 

基本的には9人制のルールでバレーボールを行います。

 

また1週間のうちに1~2回ほど、生徒が下校した後の時間帯に小学校や中学校の体育館、あるいは地域の体育館をかりて練習するチームが多いです。

各チームによって目指す目標はことなっており、コミュニケーションをとりながら運動して汗を流し、楽しむことがメインのチームもあれば、全国大会出場をめざしてハイレベルな練習を積んでいるグループなど多種多様なチームがあります。

 

ママさんバレーの始まりとは?

それではママさんバレーとは一体いつから始まったのでしょうか?

じつはママさんバレー普及のきっかけは、1964年の東京オリンピックだったのです。

1964年の東京オリンピックで初めてバレーボールが正式種目に加えらました。そこで全日本の女子バレーボール代表チームが活躍し、「東洋の魔女」として注目されるようになりました。

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この東京オリンピックで東洋の魔女はみごと優勝を果たし、日本にバレーボールブームが巻き起こったのです。

その影響をうけて、バレーボールの競技人口が増え、クラブチ―ム活動が設立されて、根付いたものがママさんバレーの起源です。

きっかけは1964年の東京オリンピックだったのですね!

 

どうしてママさんバレーっていうの?

ママさんバレーのきっかけが、東京オリンピックが起源というのはわかりました。では、どうしてママさんバレーと呼ばれるようになったのでしようか?

実はママさんバレーには、「25歳以上の女性」という参加資格があります。(ただし、Vリーグ経験者については35歳以上)

しかし実際は「ママさん」とついていますが、既婚者の女性や子供がいる女性でなければならないという規則はありません。

 

しかしママさんバレーが普及した1970年代は、高度経済成長によって各家庭の主婦層に余裕のある時間が増加しました。

それによって今まで家事に追われていた主婦たちがレジャーや趣味に目を向けることができるようになりました。

そのため主に主婦層が、バレーボールを楽しむことが多くなったことが要因で「ママさんバレー」と名付けられたのではないかと考えられています。

 

既婚や子持ちなどは参加資格にはなく、毎日の練習やチームごとに目標も異なるので、自分に合ったチームでの活動を行うことができます。

 

ママさんバレーの歴史とは?

それではママさんバレーの歴史をひも解いてみましょう。

【1964年(昭和39年)】
東京オリンピックでバレーボールが正式種目に初めて選出。このオリンピックで女子バレーチームが「東洋の魔女」という異名をうけるほど活躍。バレーボールブームが巻き起こり、ママさんバレーが全国に急速に普及。
【1967年(昭和42年)】
全日本女子の監督であり、また、日本バレーボール協会副会長をつとめていた前田豊氏と子供の前田実氏が全国大会創設に尽力し開催決定。
【1970年(昭和45年)】
日本バレーボール協会と朝日新聞社の共催による第1回全国ママさんバレーボール大会開催。
【1979年(昭和54年)】
岸機縁体育会館にて全国家庭婦人バレーボール連盟発足。
【1982年(昭和57年)】
第13回全国家庭婦人バレーボール大会より、全国家庭婦人バレーボール連盟が主催者に加わる。
【1983年(昭和58年)】
全国家庭婦人バレーボール連盟が財団法人日本バレーボール協会へ加盟。
【1988年(平成元年)】
全国家庭婦人バレーボールいそじ大会が始まる。
【1996年(平成8年)】
全国家庭婦人バレーボールことぶき大会が始まる。
【2001年(平成13年)】
全国家庭婦人バレーボール大会から全国ママさんバレーボール大会へと第32回の大会から名称変更。
【2006年(平成18年)】
宮城県にて、第1回LAWSON CUP開催。
【2011年(平成23年)】
全国家庭婦人バレーボール連盟が法人化し、一般財団法人全国ママさんバレーボール連盟になる。2年おきに何度でも出場が可能な全国ママさんバレーボール冬季大会が始まる。

 

ママさんバレーはすでに50年以上の歴史があることが分かり、そしていま現在でもいろいろな大会が開催されていて進化しているのが素晴らしいですね!

 

ママさんバレー主催者とは?

ママさんバレーは、一般社団法人全国ママさんバレーボール連盟と朝日新聞社が共催して大会を開催しています。そのほか、文部科学省スポーツ庁や各大会の開催都市が後援に名を連ねています。

50歳以上限定で開催される「いそじ大会」や60歳以上限定で開催される「ことぶき大会」といったさまざまな大会も開催しており、幅広い年齢層の女性たちがバレーボールを楽しんでいます。

 

この一般社団法人全国ママさんバレーボール連盟は、1979年に創設された全国家庭婦人バレーボール連盟からはじまっています。

基本的にはバレーボールを通して、心身の健康やつながり、生涯スポーツに導くことを目的として以下の4つの事業を行っています。

  • バレーボールの全国大会の開催
  • バレーボールに関する研修会・講習会の開催
  • 広報誌の発行
  • その他、必要と認める活動

 

ママさんバレーを楽しむ背景には、このような主催者がわのバックアップがあってこそ、成り立っているのですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ママさんバレーとはどんな競技なのか?普及きっかけは?また、ママさんバレーの歴史についても紹介してきました。改めてママさんバレーの奥の深さを知ることができましたね。

 

もっとママさんバレーのことを知りたい!と感じたなら、こちらの記事でママさんバレーの全てをお伝えしているので、ぜひご覧くださいね!

 

 

鎌田 聡
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鎌田 聡

鎌田 聡

スポーツ少年団指導歴18年、現在は約90名の複合型スポーツ少年団の事務局長を務めています。またスポーツ推進委員歴10年の経験をいかし、主にバレーボール関連のスポーツライターに。自身もバレーボール歴34年の経験を持ち、バレーボール全般に精通。常に読者目線でバレーボールに関する情報を発信するよう心掛けています。読者の皆さんとともにブログを作っていきたいので、質問やコメントなどドシドシください!お待ちしておりま~す!

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