バレーボール用語。レセプションとは?解説します!
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バレーボールの試合を見ていると、よく「レセプション」という言葉を耳にしますよね。
ここ数年よく聞くこの言葉はどんな意味なのでしょう?
調べてみたのでご紹介します。
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バレーボール用語の「レセプション」とは?
全日本バレーの試合をテレビで見ていると、実況アナや解説の川合俊一さんが
「次のレセプションは大切ですね。」
とか
「日本はしっかりとレセプション上げましょう」
など聞き慣れない言葉を使っています。
バレー経験の長い私でもなかなか使わないこの言葉はいったいどんな意味なのでしょうか?
レセプションとはサーブレシーブのこと!
実は「レセプション」とは「サーブレシーブ」のことなのです。
つまり相手にサーブ権があり、サーブを打ったあと最初に行うレシーブのことを言うのです。
プレー自体は言われると納得しますが、用語が変わっていると「何?」ってなってしまいますね。
私もスポ少の監督をしていますが、子供達に「レセプションの練習するぞ!」なんて言葉は使いません。
やはりと「サーブレシーブ」や「サーブカット」いう言葉を使います。また比較的最近使うようになったのは「キャッチ」とも言います。こうしてみるとプレーひとつでも色々な呼び名があるのがわかります。
いつ頃から「レセプション」と呼ぶようになったのか?
正確にはわかりませんが、由来は海外のようです。海外では昔からレシーブの事をレセプションと呼んでいるそうですが、解説者やバレー中継に携わっている方がそれを参考にして日本でも使うようになったそうです。
使われるようになったのはアテネオリンピック(2004年)の頃らしいですが、全日本のテレビ中継や春高バレーなどの放送によって徐々に浸透していっているようです。
今の時代、「レセプション」がスタンダード?
私のように古い世代(40代後半)だと「サーブレシーブ」や「サーブカット」という言葉を使いますが、今の現役プレーヤーは「レセプション1本」や「レセプションしっかり」という表現がスタンダードなのでしょうか?
後輩の20代の指導者にも聞いてみましたが、彼もやはり「サーブレシーブ」や「サーブカット」で「レセプション」などという言葉は使っていないそうです。
彼いわく、Vリーグの中継を見ていても解説者は「レセプション」を使っていますが、選手は「カットしっかり」なとど会話しているそうです。
まとめ
たしかにテレビで「レセプション」と言うとカッコいいですが、バレーの現場ではまだ浸透していないようです。
日本バレーボール学会のホームページを見ても「レセプション」の定義はされていませんが、表現として使われているようです。
正しい用語を使うのはいいことだと思いますが、バレーボール用語は世代やチーム形態によって変化するのだと思います。
参考になりましたでしょうか?

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