スパイクフォームをかっこよくする!石川祐希選手を徹底分析してみた
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全日本バレー代表の石川祐希選手のような、かっこいいスパイクフォームを身に付けたい!そう思いませんか?
自分のスパイクフォームがおかしいと感じている、コーチから「ひじが曲がっている」と指摘された、あるいはフォームが悪くて肩やひじにけがをした人もいるかもしれません。
もし、あなたが次のような悩みがある、あるいは情報を探しているならぜひ記事を読み進めてください。
- 石川祐希選手のようなかっこいいフォームを身につける方法とは?
- 自分のフォームがおかしい。参考になる動画は?
- スパイクのときにヒジが曲がる、肩が回る
- フォームが悪くてケガをした。ケガしないフォームとは?
- 自分に合ったスパイクフォームを探している
あなたにひとつでも当てはまるのなら、きっと必要な情報が見つかると思います。ぜひ最後までお付き合いくださいね!
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Contents
石川祐希選手のようなスパイクフォームを身につける方法とは?
全日本バレー男子代表のエース、石川祐希(いしかわゆうき)選手の様なフォームでスパイクを打ちたいと思う方も多いでしょう。石川祐希選手の様なスパイクを打てるように努力することは皆さんもできると思います。
では、知らない方のために石川祐希選手がどんな選手なのか、身体能力がどれくらいあるのか書き出してみます。
石川祐希選手
【身長】192センチメートル
【体重】84キログラム
【利き腕】右利き
【スパイクの高さ】351センチメートル
【ブロックの高さ】3330センチメートル
⇒ 石川祐希選手のプロフィール
仮に手腕の長さが59センチメートルと計算すると、スパイクの時のジャンプ力は約1メートル飛んでいる計算です。
全日本バレー男子の代表に選ばれてからの動画がありましたので紹介します。
打点・パワー・スイングスピード・相手のブロックとの駆け引き、日本ではトップフレイヤーの選手ですね。
特に見てほしいのは、次の点です。
助 走
⇩
大きなバックスイング
⇩
一気に最高到達点へ
⇩
スイングスピードの早いスパイク
このように流れるような一連の動きが、スパイクフォームのお手本です。
そんな石川祐希選手ですが、ひとつ弱点を上げるとすれば、レシーブが課題の選手です。現在は、東京オリンピック2020にむけて、イタリアのチームで武者修行をしています。
石川祐希選手の様なスパイクを打つためには
身長が高くてジャンプ力もあるため、最高到達点は彼のようになるのは難しいと思います。しかしジャンプ力はトレーニングによって伸ばすことが可能です。
まずはジャンプ力を伸ばすことを目標にしてはいかがでしょうか。
スパイクの基礎トレーニング
石川選手も言っていますが、中学を卒業するまではウエイトトレーニングはしない方がいいでしょう。体の伸びるときに骨髄を傷めてしまっては伸びる身長も伸びなくなります。
あっ!ここで言う「ウエイトトレーニング」とはジムなどの器具を使ったトレーニングです。「筋トレ」「体幹トレーニング」などは、どんどん取り入れましょう。
プライオメトリクス運動
ジャンプ力を伸ばすためには、2~3日おきのプライオメトリクス運動を続けてください。2~3日の間隔の意味は、筋肉を休ませることが運動の効果を上げるのに大切だからです。
プライオメトリクス運動には、ジャンプ力を上げるのを目的とした運動と反射神経を速くすることを目的とした運動(例えばラダー運動)があります。
こちらの記事が参考になると思います。
体幹周辺を鍛える運動
空中での体のバランスをよくするために、またケガをしにくくするために、体幹と体幹周辺の筋肉の運動をしてください。
私自身も常に体幹のトレーニングを意識しています。そのお陰でけがをする確率がグーンと減ったのですよ!
食事と栄養
食事の大切さを忘れないでください。石川選手も腰とひざにけがをして、食事の大切さを再認識したそうです。
【水分補給】
運動中はしっかりと水分補給しましょう。スパイクのフォームと水分補給に何の関係があるのかと思うかもしれませんが、水分や食事、睡眠などはスポーツ選手の基本です。しっかりした体があってのプレーだと考えます。
【たんばく質の摂取】
運動後30分から60分の間に、たんぱく質と炭水化物を少量でもいいので摂取することを忘れないでください。
運動後にたんぱく質を補給することは、筋肉のビルドアップにもつながる有効な方法です。手軽にたんぱく質をとりたいのなら、プロテインを飲用することをおススメします。
【バランスの良い食事】
毎日バランスのいい食べ物をたべるようにしましょう。炭水化物、たんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラルなどです。
特にたんぱく質と、ビタミンは身長を伸ばすためにも大切です。
【しっかりと睡眠をとる】
睡眠をしっかりとりましょう。特に夜の10時から深夜2時ころに身長を伸ばすホルモンが多く分泌されます。
この時間にはできるだけ寝ていることが身長を伸ばすうえで大切です。
スパイクフォームを安定させるためのトレーニングとは?
これまでは、基本的に体を作るために必要なことを書いてきました。さて、いよいよスパイクのことに入ります。
スパイクに入る助走
石川選手もレフトからの助走は3歩助走にしています。また、バックからのスパイクの場合は、だいたい4歩助走です。あなたにあった助走は3歩、それとも4歩ですか?
スパイクの助走について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
スパイのクジャンプは2種類ある!
スパイクのジャンプは2種類です。
- 垂直ジャンプ
- ブロードジャンプ
まず垂直にジャンプするのは、前衛からのスパイクの時です。レフト・センター・ライトからのスパイクは垂直にジャンプして打っています。
それに対して、後衛(バックゾーン)からのスパイク(バックアタックなど)は前に飛ぶブロードジャンプになっています。
アタックラインの後ろからジャンプしても約1.5メートルから2メートル前に飛んでいます。
スパイク助走の腕の振り上げ
セッターからのトスやスピードによって、助走距離やスピードは変わります。トスをしっかりと見て最後の踏み込みを意識して助走に入ります。
ジャンプする前の最後の踏み込みで、両腕を大きくうしろに振り上げながら、大きなスライドで右足(踏み込み足)のカカトから踏み込みます。
もう片方の足(左足)を右足の前方で内股ぎみに合わせます。この両足足の踏み切りで助走のエネルギーをジャンプに変換します。
ジャンプ力と滞空力
両足の踏み込みから両腕を上方へするどく振り上げる力と、下肢を爆発的に伸ばす力を使って一気にジャンプします。
腹筋と背筋をしっかりと鍛えていれば滞空時間も伸び、空中で大きく体をそることができます。
スパイクフォームに入った時の右肩の位置
左手の先でトスされたボールを指すように空中姿勢を取ります。このとき右肩はうしろに反らしています。うしろから見ると、振り上げた左手、頭、右手がほぼ一直線になっています。
インパクトの瞬間、上体のそりとひねりのエネルギーを一気にボールに集中させてヒット。手のひら全体を使って真上からたたくようにスイングします。
このとき気をつけるのが右ひじの位置です。ひじは肩より上にあがること。このことで無理がなくスイングができます。
スパイクのスイングは最後まで振り切る
無理な姿勢でないかぎり、スイングはしっかり最後まで振り切っています。速いスイングは強いスパイクを打つためには最も重要なポイントです。
床への着地
ジャンプが終わって床に着地するとき、ひざと股関節をしっかり使うと体が落ちる衝撃を吸収してくれます。さらに体幹も使ってしっかりと降りた衝撃を吸収しましょう。
無理な姿勢のときには左足だけで直地している時も多々ありますが、石川祐希選手も言っているように、両足で降りられるのを目標としましょう。
ケガの防止にも役立ちます。
ボールをとらえるポイント
ボールを打つ場所は、体の中心線よりネット側(前側)でボールをとらえています。
ボールをとらえるのが体の中心線からうしろになった場合には、ボールにスイングの力が加わらないので、強いスパイクにはなりません。
同時に、肩に負担がかかって、肩のケガにつながることもあります。
自分に合ったスパイクフォームを探しているあなたへ
どんなスパイクフォームが自分らしいのだろう?そう悩んでいる方もいると思います。ここでは自分に合ったスパイクフォームを探しているあなたに書いています。
体力に合ったスパイクフォームを
まずはスチレッチや筋トレや筋トレなどでしっかりと体を作ってください。
ハレーボールに必要なトレーニングはこちらの記事が参考になると思います。
いまの自分の筋肉にあったスパイクフォームにするようにしてください。大切なことは、スパイクフォームに合わせて体を作るのではなく、体の力に合わせてスパイクフォームを決めることです。
しっかりと目的意識をもって練習に取り組み、あなたに合ったスパイクフォームをつくってください。
無理なスパイクフォームはケガの原因になる
スパイクでケガをするのは、肩とひざが大半だと思います。ケガは接触や転倒などで起こることが多く、スパイクフォームが原因というは少ないかもしれません。
ここではスパイクの動作中にケガをしてしまう部位や原因について書いてみます。
【肩のケガ】
スパイクは、スイングがはじまって腕が前方に動いているときにボールによって止められる形です。
このボールでの衝撃は大きく肩のケガにつながることがあります。しかし、体の中心線より前でボールを打つことができれば方への衝撃は小さくなります。
頭の真上でミートしてしまうと(いわゆるかぶった状態)ケガをしてしまう確率が高くなります。
肩のケガは基礎的な筋肉の力も影響します。フォームの点から言いますと、スパイクに入る前にひじの高さは肩よりも低くならないようにしてください。
ひじが肩より低くなってしまうとスイングのスピードが落ちるとともに、スイングの時に肩に負担もかかります。繰り返しますが体の中心線より前側でボールをとらえてください。
ブロードジャンプ(バックアタック)の場合には、ボールをかぶりやすくなるために、前でとらえられない場合が多くなります。ジャンプの質や踏み切りの位置などを調整して、かぶらないようにしてください。
まとめます。
スパイクで肩のケガを防止するために大切なこと
- スパイクは体の中心線より前でボールを打つこと
- ひじの高さは肩よりも低くならないようにする
- バックアタックのときはかぶらないようにする
【ヒザのけが】
ヒザのけがの予防は、スパイクを打ったあとにしっかりと両足でコートに着地するよう心がけることです。
ジャンプのバランスを崩して、片足でコートに着地したときにケガをする確率が高くなります。降りたときにひざと股関節をしっかり曲げて、降りた衝撃を吸収するようにしてください。
【ねんざ】
足首のねんざもスパイクを打ったあとに多いケガです。相手の足に乗ってしまったときによく起きます。
ねんざの場合は、相手との接触の要素も入っているのでプロテクターなどをおススメします。
バックアタックなどブロードジャンプのときに、相手のコート側に足が落ちることもあるので、ジャンプの質を変えるなどして注意しましょう。
【ハムストリングのケガ】
ももの後ろ側のハムストリングもケガをする可能性がある場所です。
こちらの場合は、スパイクフォームの問題よりも準備体操、ストレッチ不足の方が問題でしょう。しっかりとストレッチしてください。
スパイクを打つ時のケガを防止するために
試合中などでは仕方のないことですが、肩やひざに負担がかかります。ケガ防止の対策として、練習や試合後にクールダウン(ストレッチ)をしっかり行うことが大切です
スポーツをする人のクールダウンの目的を話している整体師さんの動画かありますので紹介します。
さらにひざや、肩の熱を速くとれるようにアイシングなども日常できるようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まずは基礎体力をつけて、あなたの体に合ったスパイクフォームを探すこと、そしてケガを防ぐために正しいフォームを身につけることなどを紹介しました。
スパイクのフォームに特化して書きましたが、フォームはスパイクを打つための動作のひとつでしかありません。
助走だったり、空中でのタイミングだったり、これら一連の動作がスムーズに流れることにより強いスパイク、決定率の高いスパイクが打てるようになるのです。
ぜひここに書かれていることを、あなたの練習に取り入れて勝てるイパイクを身に付けてくれたらうれしいです。頑張ってください!
【スパイク総集編!】試合で勝てるスパイクを打つ練習方法はココ!

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