バレーボールのセッターの練習方法!試合に勝てる司令塔の役割とは?
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バレーボールのセッターについての情報をお探しですか?
この記事はこんなことで悩んでいるあなたの役に立つ記事です。
- チームの監督にセッターに指名された
- セッターの役割を知りたい
- 上達するセッターの練習方法は?
- セッターはチームとともにレベルアップが必要
- 相手のブロックを見てトスアップする方法
- レシーブがセッターに返らなかったときは?
ひとつでも当てはまることがありましたら、セッターの役割や練習方法、上達していくにあたり大切なことを紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
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Contents
バレーボールのセッターの役割とは?
基本的にセッターは打ちやすいトスをスパイカーにあげるのが役割です。
バレーボールではセッターが試合を左右する大きな役目を持っており、セッターが適切な場所に良いトスを上げるかどうかで、試合の結果が変わってきます。
そしてセッターはチームの中でいちばんボールタッチが多いポジションでもあり、それだけに重要な役割を担います。コート内の選手を使ってゲームを組み立てていくので、司令塔といわれるのはそのためです。
セッターはチームとともにレベルアップが必要!
例えば小学生の時にバレーボールを始めたとしましょう。はじめはスパイクを打てる人がひとりだけかもしれません。ひとりだったら、そのスパイカーにトスを上げるだけでいいので、それほど難しいことではないでしょう。
しかしチームのレベルが上がり、打てるスパイカーもそこからだんだん増えていき、フロントの選手が2名から3名がスパイクを打てるようになってきます。
さらにレベルが上がってくると、バックアタックも入り4人目も攻撃することになるでしょう。この時、良いスパイカーがそろっているとしたら、誰にどんな攻撃をさせれば得点になるのか考えるのがセッターの役割です。
スパイカー枚数が増えていくと同時に、セッターのレベルも上がっていく必要があります。
うまいセッターは相手のブロックも見てトスアップする
セッターには大切なことがもうひとつあります。
それは相手のチームのブロックの状態はどうなのかを見ながらトスアップを考えるという事です。最初はセッターとして自分のトスの技術向上に心血を注いでもいいと思います。
しかしある一定のレベルになると、相手のブロックのシステムやポジショニングを見て、味方の攻撃の組み立てを行うことで、得点が取りやすくなっていきます。
こちらのスパイカーのバリエーションが増えて、今度はこんな攻撃をしようというパターンが多いほど、チームの勝利はぐっと近づくわけです。
いずれこのレベルまで達するよう、目標を高く持って練習に取り組みましょう!
サーブレシーブがセッターに返らなかったとき
サーブレシーブ(サーブカット)やスパイクレシーブ(ディグ)は、きちんとセッターのところへ戻ってくるとは限りません。
セッターは、どこへどんなボールが行っても思ったところへトスを上げられる技術を身につける必要があります。そのためにはハンドリングの技術、両手または片手で確実に良いトスをあげられることが大切です。
セッターに求められる技術や能力を挙げてみます。
【ボイントはコレ!】
- ジャンプ力
- ハンドリング(両手・片手)
- すばやくボールの下に入り込む
- トスする方向と体の向きが違う時の補正力
- アンダーハンドパスでトスをあげる技術
5つの項目のうち、特に重要なのがこの2つです。
まずはジャンプ力ですね。セッターはジャンプトスも多くなりますし、特にネットより上の高い返球に対してもきちんとトスが上げられるようになるにはハンドリングの技術が必要です。
またレシーブが乱れたときに、ボールの下に早く入れるスピードも欲しいし、自分の体の向きとトスする方向が違ったときに、どのように体を回転させてトスアップするか、そのスピードも大切です。
あとはアンダーハンドパスですね。体の入らないような低い、あるいは速いレシーブの場合にはアンダーハンドでボールが回転しないようによいトスを上げることを心がけましょう。
これらのことができるようになるには練習するしかありません。次の章では「セッターの練習方法」について紹介します。
バレーボールのセッターの練習方法とは?
まずはこちらの動画をご覧ください。海外の動画ですが、日本ではあまり見ない斬新なセッターの練習方法です。初心者から中級者までの練習方法がぎっしりと詰まっています。
壁に対してひとりで短く速いスピードのパス行う(1秒間に2回くらい)。前だけでなく体を回転して右横、体をそらしてうしろ、左横、正面に戻る。他にもいろいろあります。
例えば直上パスひとつとっても、こんなに多くの練習方法があります。
- 立っている状態で直上パスをする
- 仰向けになったあと寝てパスを続ける
- 直上パスをしたまま腰と足をまげ床に座ってパス
- 膝で立って腰を浮かし立ち位置に戻って直上パスをする
- 寝た状態の時にいろいろな場所にボールを動かして直上パス
- 片手を足の間を通して直上パス
- 両手を通してボールを足の裏側で直上パス
この動画のように練習方法は多種多様にあります。この練習をやるとセッターに大切な要素が身につきますので、ぜひ自分にあう方法を取り入れてみてください!
メディシンボールを使って練習する
メディシンボールを使って同じように練習してみてください。メディシンボールがない場合はバスケットボールで代用できます。バレーボールより重量の思いボールを使うことによって、腕や手首の強化につながります。
体全体を使わずに、腕の力と手くびだけでボールを前に飛ばせるようにしましょう。
セッターの基本はオーブントス!
セッターの基本はまずオープントスでスパイカーに打ちやすいトスを上げることです。オープントスの基本的なフォームはオーバーハンドパスと同じです。
セッターへの返球は横からきます。オープントスを上げる手順を紹介します。
- ボールの落下地点にすばやく動く
- ネットに対して体の右側を軸にして立つ
- トスを上げる方向につま先を向ける
- ひじと膝を伸ばしながらボールタッチ
- 手首を使ってやわらかくボールを押し出す
オープントスはアンテナまでしっかりと伸ばして、スバイカーがストレートやクロスに打ちやすいトスを上げることが非常に重要です。トスが短くなると打てるコースが限られたりブロックされたりするので気をつけましょう。
オーブントスの練習方法の記事はこちらに書いてありますので参考にしてください。
→ オープントス(セッター)の練習方法、上達のコツとは?
セッターを目指すあなたは、どういう状態でもオーバーハンドパスができるように、いつも練習してくださいね。
最終的にトスはできるだけ高い位置から、オープントス、平行トス、バックトス、クイックトス、バックスパイク用のトスなど、同じフォームでどこからでも上げられるように練習しましょう。
相手のブロックをはずす方法とは?
セッターやスパイカーが上達して、チームのレベルが上がるとセッターには相手のブロックを外す能力が求められます。相手のブロッカーを振るために必要なことを挙げてみます。
【ポイントはココ!】
- 速くボールの下に入り高い位置でトスをすること
- 前へのトス後ろへのトスでもフォームが変わらないこと
- クイックやオープントスでも高い同じ位置からトスができること
- 手をできるだけ伸ばした状態でもトスができること
- つねにジャンプトスでのトスアップを心がけること
これらのセッターとしての技術が身につくと、相手のブロッカーはどこにブロックをつくのか選択肢が増えます。たったそれだけでほんの少しだけでも相手のブロックの動きが遅れるのです。
相手のブロックが遅れれば、味方のスパイカーについてくるブロックが2枚から1枚、あるいは1枚半にすることができて、スパイクの決定率は格段に上がることでしょう。
最新のブロックシステムは、レベルが高くなるほどリードブロックを取り入れる傾向にあります。これに対して攻撃側は、リードブロックが反応する前にスパイクしてしまう速いクイック攻撃を戦術に取り入れてきます。
この場合はコミットブロックでしか止まらないですが、リードブロックやコミットブロックにはそれぞれ長所と短所がありますので、最終的にはチームの監督が戦術として決断することになると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまで初心者から中級者までバレーボールのセッターポジションを行う上での解決方法をお知らせしてきて来ました。
セッターはやることがたくさんあります。ボールの下へ素早く入り込み、スパイカーが打ちやすいトスを上げるのはもちろんのこと、ブロックやスパイクレシーブ、サーブもみなさなくてはなりません。
難しいポジションですがそれだけ達成感があるポジションでもあります。この記事に書いてあることをしっかりと練習して、あなたの理想のセッターに近づけるように頑張ってください。
応援しています!

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