バレーボール ブロックのコツとは?上達する練習方法を紹介!
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バレーボールのブロックの練習方法をお探しですか?
ブロックで相手のスパイクをシャットアウトすると気持ちいいですよね?ブロックは一見、守備のようにも見えますが、攻撃的な面も持ち合わせているのです。
この記事はバレーボールのブロックのコツや役目、練習方法について紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
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バレーボールのブロックの役目とは?
ブロックの役目を挙げてみます。
- 相手のスパイクを止める(シャットアウト)
- 相手のスパイクコースを少なくする
- ワンタッチでレシーブを楽にする
ではひとつずつ説明します。
1.相手のスパイクを止める(シャットアウト)
ブロックの役目は、相手のスパイクを止めることです。これをシャットアウトと言います。 速くいろいろな攻撃のあるバレーボールでは、きちんと2人が並んでブロックすることが難しい時もあります。
しかし2人または3人ブロックができる場合は、ひとりひとりのブロックの腕の間を抜かれないように手をそろえて出すことが大切です。
たいていブロックの後ろにはレシーバーは入りませんので、ブロックの間を抜かれるとまずレシーブできません。ただし完全に遅れて、ブロック2人が離れたときは別です。
2.相手のスパイクコースを少なくする
相手の打てる場所を少なくすることも大切なブロックの役目です。
レシーバーは、ブロックの空いているコースと、ワンタッチで後ろに飛んでくるボール、前に落とされるボールを予想するだけでよくなります。
3.ワンタッチでレシーブを楽にする
ワンタッチをしてレシーブを楽にすることもブロックの役目です。ブロックをした後に、うしろからくるボールに対応できるようにすることも大切なことです。
バレーボールのブロックのコツとは?
ここでは6人制バレーボールのブロックのコツを説明します。
ブロックの手のひらの形は?
手のひらを開くのですが、この時全部の指に力を入れるのではなく親指と小指の2本を広げるようにしてください。こうすると自然に他の指にも力が入ります。
ブロックの両手の形は?
手を上に上げてみてください。両方の親指の間にもう一本親指が入るくらいの間をあけて、2本の親指の形が八の字になるようにしてください。少し両手が広がったようになりますね。この形です。
ブロックの腕を出す方向は?
ブロックのとき、手は上に上げるのではなくネットの白帯の上を前に突き出すようにします。
ときどきスパイカーからブロックの位置を見られないよう腕を上に上げて前に振るのを見ることがありますが、上空で前に腕を振ってはいけません。
ブロックはインパクトのときにしっかりと指先に力が入っていないといけません。腕を振ると力が分散してしまい、ブロックの役割が果たせません。
背の低い人のブロックは?
手くびだけしかネットから出ない人は真上に上げてください。もしも相手のスパイカーがあなたの出した手よりも上から打ってくるようでしたら、指を少し後ろへそらすように手首から上をそらしてください。
こうすることで、シャットアウトはできなくても、ワンタッチをすることでレシーブがしやすくなります。
小学生の場合のブロックとは?
小学生の場合でしたら相手のこうげき力にもよりますが、ブロックはセンターだけひとりか、センターともう一人でいい場合もあります。
ネットの下から攻撃してくるような相手の場合は、ブロックがないほうがかえってレシーブしやすくなります。
ブロックの移動方法
もう少しレベルが上がってきたら、速く移動してブロックには入れる練習をしてください。
近い距離のブロック移動
いろいろなブロックの移動方法がありますが、近い距離でしたら移動する方向の足をはじめに動かしサイドステップでジャンプブロックします。腕は脇の横から上にあげてください。
遠い距離ブロックの移動
飛ぶところまで距離があるときは、動く方向の足をはじめに動かして反対の足を動かすようにしてください。3歩ステップか5歩ステップです。
ジャンプするとき腕は後ろに振ってブロックの時に振り上げるようにして高く飛ぶようにしてください。(スイングブロック)体をひねって腕がネットと平行になるようにしてください。
ブロックが遅れたとき
移動してブロックをする場合、相手のスパイクの時間に間に合わない場合もあります。このときに大切なことは、体もしくは腕だけでもネットと平行にしてください。
腕がネットと平行になっていないで斜めになっていると、ボールが当たってもこちら側に吸い込んでしまいます。
ブロックして降りるとき
ブロックして降りるときは、ひざを使って降りる時のしょうげきを少なくしてください。
ブロックの種類は?リードやコミットって何?
リードブロックとコミットブロックの違いを紹介します。
コミットブロックとは?
コミットブロックとは、相手のセッターがトスを上げる前から相手のスパイカーの動きを予想して飛ぶブロックのことです。
では、どういうときにコミットブロックを行うのでしょう?
基本的には相手の攻撃が予想できる時です。
- セッターのクセを見抜き、誰がスパイクするかわかるとき
- 相手の攻撃の種類が少なく、誰が打つか予想できるとき
- あらかじめクイック(A・B・C)を予想してブロック
- 相手のセッターが前衛で2アタックが予想できるとき
ブロッカーはいつも相手のこうげき人数を確認することが大切です。
相手のスパイクカーが何人いるか。フロントのこうげき者が何人か。セッターはフロントかバックか。バック攻撃はあるかなどを、いつも確認しなければいけません。
確認することでコミットブロックの成功率は上がります。もちろん、2段こうげきの場合は時間があるので2人または3人でブロックに行くようにします。
リードブロックとは?
リードブロックとは、相手チームのセッターがトスを上げてから相手のスパイカーの動きを見て、それに合わせて飛ぶブロックのことです。
もっと簡単に言うと、「相手のトスが上がったところに飛ぶブロック」です。では、どういうときにリードブロックをするのでしょう?
リードブロックは、相手の攻撃の種類が多くコミットブロックではふられてしまうときに使います。
基本的にトスが上がってから飛ぶブロックですので、相手の速い攻撃の場合には少し遅れて、または横に流れてブロックに行くイメージです。
【リードブロックのメリット】
- ワンタッチすることでレシーブを容易にする
- 背の高いブロッカーほどブロックの確率が上がる
【リードブロックのデメリット】
- 相手のクイック攻撃が早いとブロックを飛ぶ前に打たれる
- スパイカーがトスを上げる前に上空で待っていると対応できない
リードブロックにする場合は、コートの中の選手がリードブロックにすることを知っている必要があります。
効果的なブロックの練習方法は?
効果的にブロックの練習を行うために、次の点を意識して練習しましょう。
ブロックで必要なこと
- 速く動いて、ブロックの場所に入ること
- 飛ぶと決めたら速く高く飛べること
- スパイクにタイミングを合わせてジャンプすること
- 手首をうまく使って、ボールをはたき落とすこと
このプレーをできるための練習方法を紹介します。
ブロックで速く動くための練習
高く飛ぶことも同じですが、反射速度を上げるには、プライオメトリクス系の運動が効果的です。これは2日から3日に1回の割合いでおこなってください。
プライオメトクリスとは主にジャンプ系のエクササイズで、伸ばされた筋肉が反射的に収縮しようとする伸縮反射(体に備わっているバネ)を利用して筋収縮速度を高め、瞬発力を鍛えるトレーニングのことです。
2人で練習できるのでしたら、1人に右、左と指示してもらって、速く1歩目を動かしブロックする練習も効果的です。
ブロックのタイミングを合わせる練習
タイミングを合わせるのは、スパイクの練習中に合わせてブロックする練習をすることです。これが一番上達する方法です。
ブロックの手首を使う練習
手首を使うにはボールをもってブロックジャンプし、ネット越しに相手コートに落とす練習をしてください。1Kgくらいのメディシンボールを使ってもいいでしょう。
2人で練習できる場合でしたら相手コートからボールを投げるか、打ってもらいブロックする方法もあります。そのままの位置でブロックするだけでなく、移動してブロックする練習もしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
バレーボールのブロックのコツや上達する練習方法を紹介しました。また、ブロックの種類のコミットブロックやリードブロックの違いについても書きました。
ぜひこの記事に書いてある練習方法を取り入れて、あなたが上達することができればうれしいです。頑張ってくださいね!

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