バレーボールのエースの役割りとは?チームの勝敗を左右する重要なホジション!
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「このチームのエースになりたい!」
バレーボールのプレーヤーなら誰もがエースのポジションに憧れますよね。
エースのでき次第で、チームの勝敗を左右すると言っても過言ではありません。華やかなポジションではあるがために、プレッシャーも大きいと思います。
この記事では、どこのポジションがエースになるのか?バレーボールのエースはどうやって重圧を乗り越え、チームに貢献しているのか、その心得えや乗り切る方法を紹介しています。ぜひ最後までお付き合いください!
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Contents
バレーボールのエースの役割とは?
バレーボールのエースって本当に憧れますよね!
全日本バレー代表の試合を見た、あるいはあこがれの先輩が試合ですごいスパイクを打っているのを見て、「自分もあんなスパイクをうてたらいいな」と思ってバレーボールを始めた人も多いでしょう。
「いつか自分もエースになりたい!」
そんな気持ちで毎日練習に明け暮れている選手もおおいと思います。ではエースとはどんな役割があるのでしょう?
バレーボールのエースとは、試合中にいちばん得点をあげられる選手です。それと同時にチームの要(試合で勝つために重要な役割を持っている人)でもあります。
エースが活躍しない試合では、勝利を得ることは難しいでしょう。
まずはエースのポジションについて紹介し、続いてバレーボールのエースに必要な力量と自覚について書きましたのでご覧くださいね!
バレーボールではどのポジションがエースになるの?
はじめにスパイカーのポジションには大きく分けるとこの3つです。
- レフトのウイングスパイカー
- ライトのウイングスパイカー
- ミドルブロッカー
それぞれのポジションがどんな動きをするのか、その役割を説明します。
レフトのウイングスパイカー
Wing Spiker の略称で「WS」ともいいます。またアウトサイドヒッターという呼び名もあります。ポジションの上では、4番と1番の対角におかれます。
エースのポジションでもっとも多いのが、このウイングスパイカーです。
通常はレフトからスパイクを打ちますが、サーブレシーブの時のローテーションによってセンターやライトから打つこともあります。主な役割は他にもあります。
ウイングスパイカーの役割とは?
- 相手のスパイクのブロックをすること
- 相手のサーブをレシーブする(レセプション)
- リベロやもう一人のバックのウイングスパイカーと3人でレシーブ
- バックに下がった時に中央の後ろからバックアタックを行う
- サーブを打つ
レフトのウイングスパイカーは右利きの人が有利です。
ライトのウイングスパイカー
ライトのサイドヒッターとも呼ばれます。ポジションは2番か5番に置かれます。
このポジションは役割やレベルの違いで2種類の呼び方があります。
- オポジット
- ライトのウイングスパイカー
ではそれぞれ見ていきましょう!
オポジット
オポジットはOpposite(セッターの対角の意味)ОP(頭2文字)または、ОS(オポジットスパイカー)で表されます。日本ではスーパーエースと呼ばれることもあります。
最近ではこの「オポジット」のポジションにチームで1番点数が取れる選手を配置する戦術を取るチームも多くなっています。まさにスーパーエースと呼ばれる由縁でしょう。
また女子のオポジットはユニバーサルと呼ばれる場合があり、「U」であらわされます。
オポジットの選手は、通常はセッターの対角におかれます。オポジットの選手は、フロント(前衛)では相手の攻撃に対するブロックやライトからのスパイクをうけもちます。
ローテーションしてバックになってからは、ライトまたはセンターからのバックアタックを行います。
したがって、オポジットは守備よりも攻撃に重点をおいたポジションであり、攻撃専門のスパイカーと言えます。
ライトのウイングスパイカー
ライトのウイングスパイカーは、サイドアタッカーやライトプレーヤーと呼ばれるときもあります。この呼び名の場合には、レセプションを強化する目的などのためにサーブレシーブなどにも加わる選手のことを言います。
もちろんライトからのスパイクやブロックにも参加します。監督の考え方でオポジットをおかない場合もあります。
このポジションは、主に左利きの人が有利です。
ミドルブロッカー
ミドルブロッカー、別名はセンタープレーヤーです。略語は「МB」であらわされます。
このポジションの最大の目的は、相手のスパイクをブロックすることです。したがってチーム内で一番背の高い選手がミドルブロッカーになる可能性が高いです。
それに対して攻撃であるスパイクはクイックが主体です。AクイックやBクイック、時にはライト側へのブロード攻撃など、相手のブロックをかき乱して味方のスパイカーが得点を取りやすくする重要なポジションです。
前衛での活躍が大切なポジションのため、たいていサーブを打ったあとバックになるとリベロと交代します。
エースポジションとは?年代別に紹介します!
年代別のエースポジションを紹介します。
小学生のエースポジション
小学生の場合、クイックよりもオープントスが多いので、エースのポジションはレフトのポジションから打つか、センターブロックもかねてセンターからオープントスを打つ場合もあります。
小学生はローテーションがないので、エーススパイカーのポジションはおもに背の高い選手がエースポジションに入ることが多いと思います。
中学生のエースポジション
中学生以上になると通常はレフトのウイングスパイカーがエーススパイカーのポジションです。左利きの選手がライトのウイングスパイカーとしてエースになることもあります。
そういった意味では「チームでいちばん多く得点を取る選手」がエースポジションといってもいいと思います。
バレーボールのエースの心得とは?
チームのエースになるなら「エースの心得」は絶対に欠かすことはできません。
自らをエースとして自覚するならば、チームを勝利に導くために強いメンタルを身に付けて試合に臨む必要があります。
チームが敗戦の危機にさらされて、どんな逆境の中であっても何事にも動じない姿勢が重要です。
エースが動揺してしまえば、他のメンバーにも伝わってチームがぐらつき始めます。動揺はこころの奥に押しこめて、外見の態度は堂々としている、それがエースの心得です。
バレーボールのエースに必要な力量とは?
試合中ではセッターから打ちやすいトスがくるとは限りません。ネットからはなれたトスやネットに近すぎるトス、または短いトスが上がってくるときもあるでしょう。
また、相手のスパイクを味方がやっとレシーブして上がってきた大切な2段トスを何とか決めてチームの得点に結びつけられる、そんな選手がエーススパイカーと呼ばれるのです。
まとめてみます。
- 相手のブロックを打ち抜く力
- 相手のブロックをかわして打ち込む力
- 相手のブロックを利用して、ブロックアウトを取れる力
- ネットにギリギリのトスでもリバウンドを取れる力
こんな能力を持っている選手がエーススパイカーです。
エーススパイカーはチームが苦しい時でも、エーススパイカーにトスをあげれば何とかしてもらえるとチームメートから思われる選手です。
セッターは苦しい時エーススパイカーを頼りにします。
「何とか決めてくれ。」という気持ちでトスを上げたとき「まかせとけー」と決めてくれる頼りになるエーススパイカーを目指してください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
エーススパイカーを目指しているあなたに、エースのポジションや気持ちの持ち方などを紹介しました。エーススパイカーは技術力や精神力など気持ちの面でもチームを引っ張る存在です。
ぜひ記事を参考にして素晴らしいエーススパイカーを目指してください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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